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北朝鮮の反体制派グループ、仮想通貨の力を借り打倒金正恩を目指す

北朝鮮には、打倒金正恩総書記を掲げ、現在の北朝鮮政府を転覆させるべく活動を行っている現体制に反対するグループが存在します。彼らの活動の中には、一部仮想通貨の力を借りるものも存在するようです。

仮想通貨払いで体制崩壊後に利用できる北朝鮮のビザを発売

「千里馬民防衛」と呼ばれるグループが、将来北朝鮮が自由な国へと変わった際に利用できるビザを販売しています。

彼らのウェブサイトにビザの金額は明記されていないものの、South China Morning Post社の報道によれば、将来の市民は初めの1,000ビザについては1ETHに等しい額で購入ができるようになるとのことです。

今回、合計20万ものビザが発行されることが見込まれています。同グループは、ブロックチェーンを利用し消えない形で市民権等の文書を売ることによって、2700万ドルに上る資金を集めることを目指しています。

購入したビザは、購入者が流通市場で売買を行うことも可能であり、そのため一人が買うことのできるビザの数に制限は設けられていません。さらに、金政権が打倒された後の北朝鮮で商売を行いたい人向けに、より高額のビザも用意されています。

基本的なビザは「千里馬民防衛」が設立する予定の「自由朝鮮」という国家に45日間留まることができる権利となっています。

「千里馬民防衛」のこれまでの活動

ここ数週間、北朝鮮の現政治体制に反対する政治活動家集団や革命家の活動はますます積極的になっています。
「千里馬民防衛」もマレーシアにある北朝鮮大使館への襲撃や、スペインにある北朝鮮大使館に対する襲撃について関与していると表明しています。

同グループはこの他にも、金正男(キムジョンナム)氏の息子であり、北朝鮮に暗殺される恐れのあった漢率(キムハンソル)氏の保護についても関与していることで広く名を知られているようです。

北朝鮮で体制反対派に属することの意味

来週初めにビザの販売開始を控える中、同グループは既に14BTCを集めているものの、ETHでの寄付は未だ彼らの掲げる目標額に達していません。彼らがビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を選ぶ理由は、メンバーの身分が明らかになってしまうことに対するグループの懸念からきています。

グループのウェブサイト上のメモによれば、1人でもどんなメンバーがいるのかを明かしてしまった際には、命の危険を伴うリスクがあるとしています。

同グループは次のように説明しています。

「私たちのグループに所属するメンバーが1人でも身分を明かしてしまったら、他のメンバーの身分もわかってしまう恐れがある。私たちのうちの何人かは、既に本人や家族が命の危機に瀕した経験がある。しかし、私たちの同胞の多くとその家族は、逃げ切れるほど幸運ではなかった。そして、強制収容所で生き残った人がいても、彼らの家族の身元が反体制派であることに気づかれてしまえば、速やかに処刑されてしまうだろう」

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