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韓国カカオの仮想通貨ウォレット「Klip wallet」のユーザー数、75万人を突破。

チャットアプリKakao(カカオ)のアプリ連動型である暗号資産(仮想通貨)ウォレットのユーザー数が、カカオ利用者の1%以上にあたる約75万人を超えたことが明らかとなりました。

カカオのウォレット利用者、増加傾向に

韓国を拠点とするチャットアプリ運営会社カカオによれば、2020年6月にサービスを開始した暗号資産ウォレットの利用者数が、カカオ総ユーザーの1%以上にあたる約75万人に到達したことを発表しました。

現在のカカオユーザー数は約5,000万人以上と推定されています。昨年、同社のブロックチェーン部門であるGroundX社は独自トークンであるklayと、Kraytnブロックチェーンプラットフォーム上に構築された10以上の他トークンに対応した「Klipウォレット」を発表しました。

Klipウォレットはカカオトークのインターフェース上のタブから直接アクセスでき、ゲームや他アプリ上の決済などスムーズに利用できるものとなっています。

TechMのレポートによれば、このサービスは韓国の一般大衆に広く普及するまでにはまだ長い道のりがあるものの、しっかりと100万ユーザーのマークに向かっていると報告しています。

AWS連携やNFTサポートも視野

GroundXの幹部Hankuk Kyungjae氏のインタビューでは、デジタル資産の取引と管理の両方においてKlipの機能を強化すると述べており、今後サポートする資産の種類を増やす予定であることを明らかにしました。

またアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)との連携を強化することで、インフラ拡大を図っていることも分かっています。

さらに分散型金融(DeFi)の分野にも目を向け、パートナーであるLG CNSや商業銀行の新韓銀行と協力し、政府や銀行業務の認証に広く使われるようなブロックチェーンを利用したデジタル証明書の発行や、中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)の開発にも着手していく予定です。

実際、今週には両社は韓国中央銀行がまだ発行を決定していないにも関わらず、デジタル・ウォンの共同パイロット・プラットフォームを発表したばかりでした。

GroundXは現在、流行中のNFT(ノンファンジブル・トークン)にも注目し、サービス拡大を図ろうとしています。

3月初め、友人を招待したKlipユーザーを対象としたプロモーション・キャンペーンを実施、合計150万klayトークンをユーザーに配布した他、キース・ヘリングをテーマにしたアートNFTの限定版を数千人の選ばれたユーザーに抽選でプレゼントしました。

今後はKraytnブロックチェーンプラットフォームを利用する企業に対しても、独自のNFTを発行できる新アプリの開発も予定しており、ブロックチェーン業界で覇権を取ろうと画策しています。