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仮想通貨取引所クラーケン:外国為替取引サービスをスタート、日本円を含む9ペアの法定通貨をサポート

仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)が外国為替取引サービスの開始を発表しました。ドルやユーロ、日本円など計6種類の法定通貨がサポートされ、9ペアの取引サービスが提供されることになります。

仮想通貨取引所で外国為替取引が可能に

3月12日、老舗の仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)が全てのユーザーを対象とした6種類の法定通貨でのFXサービスをスタートすることを発表しました。

今回上場したのは

・ユーロ(EUR)
・米ドル(USD)
・英ポンド(GBP)
・カナダドル(CAD)
・スイスフラン(CHF)
・日本円(JPY)

となっており、これらを組み合わせた9種類の取引ペア「EUR/CAD・EUR/CHF・EUR/GBP・EUR/JPY・EUR/USD・USD/CAD・USD/CHF・USD/JPY・GBP/USD」での取引が可能になります。

なお現時点ではこれら法定通貨での証拠金取引は不可能となっており、今後さらに多くのペアを提供する予定だとしています。

金融分野での信頼構築へ

クラーケンではこれまで規制に遵守するため米国居住のユーザーのサービス利用をブロックしています。

しかし外国為替取引トレーダーと言えばアメリカ人が大きくシェアを占めているため、禁止措置が緩和されることも予想されています。

またクラーケンと言えば2011年に設立されて以降、大きな顧客基盤を持ち堅実な経営戦略にも定評があります。大規模なハッキング被害もなく、競合する仮想通貨取引所がハッキングされた場合には積極的な支援を行っています。

大手取引所などではこれまで従来の金融分野において正当なプレーヤーとしての地位を確立するべく尽力してきました。規制当局と協力し、詐欺などの不正を防止するべく合理的手段を講じています。

現在では多くの企業も仮想通貨を合法的な資産クラスとして認められるよう、各国政府へ働き掛けています。

そのためクラーケンの外国為替取引への参入は驚くべきことではなく、ライバルの仮想通貨取引所も続いて参入する可能性は大きいとも指摘されています。

これまで主要取引所は仮想通貨取引をスムーズにするべく、プラットフォーム構築とツール開発に大規模な資金と年月をかけており、利益の出やすい外国為替の参入は容易であると予想されているからです。

もし成功すれば法定通貨と仮想通貨の境界線はますます曖昧となり、参入障壁が下がる事が予想されます。そのため仮想通貨市場に多くの資金が流入し、遅れを取っている規制もさらに進むことでしょう。