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韓国LG、ブロックチェーン技術を使った携帯電話向け保険アプリを立ち上げ

韓国技術大手LGグループの通信部門「LGユープラス」は、携帯電話向けとなる保険アプリをユーザーに提供する事を発表しました。このアプリにはブロックチェーン技術が採用されており、これまで面倒とされていた書類作成が不要となり、申請したその日に補償や新しい携帯電話を受け取れる様になるとしています。

ブロックチェーンで保険申請の手間を大幅削減

韓国の通信事業者「LGユープラス」はブロックチェーン技術を採用した携帯電話を対象に、保険請求アプリを立ち上げたことを発表しました。

これによりユーザーは、自身の携帯電話が不具合を起こした場合の保険申請の際に、書類の作成や提出をせずともアプリを利用した当日補償が可能となります。また、アプリから交換したい携帯電話を選択し近くの店舗を訪れれば、その日に新しい機種を受け取る事もできる様になります。

従来、韓国の携帯電話における故障時などの交換や保険金請求プロセスでは、ユーザーが各会社のサービスセンターへ紙ベースとなる修理報告書やサービス受領書の送付を申請し作成する必要がありました。

その後、保険会社へと書類のファックス送信や故障したとされる証拠を写真に撮り会社のホームページへ送信するなど手間となっていた一連の保険請求プロセスが不要となります。

偽造や不正な申請の防止にも期待

この保険アプリはソウルに拠点を置く民間銀行「KB Bank(国民銀行)」の保険子会社である「KB Insurance」と共同で開発されました。

なお、このシステムにはLGの子会社でITサービス部門を担当する「LG CNS」によって昨年開発された独自ブロックチェーン「モナチェーン(Monachain)」がベースとなり開発・構築されています。

モナチェーンは主に「公共・通信・製造・金融」と言った分野で用いられるよう設計されており、デバイスを介した個人識別やオンライン決済にも使用可能となっています。

LGユープラスによれば、保険アプリは手間や時間短縮だけでなく、不正な請求や偽造書類の防止などにも役立つと述べています。

つい先日には、LGユープラスと韓国の主要キャリアでライバル企業でもあるKTSKの合計3社で提携し、ブロックチェーン技術を搭載したモバイル識別プラットフォームを共同開発する事を発表したばかりでした。

なお、この3社共同ブロックチェーンプロジェクトには、大手サムスンや韓国の主要銀行の参加も明らかとなっています。このように韓国では大手企業によるブロックチェーンの採用が相次いでおり、今後もこのようなニュースは増えてくると予想されます。

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