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G7首脳、仮想通貨とリブラについて協議し「迅速な対応」を誓う

フランスで開催されているG7の財務相・中央銀行総裁会議にて、各国の首脳がリブラに関して懸念を表明しています。加えて、規制に向けて迅速な取り組みを行うことで、おおむね意見が一致したようです。

リブラへの早急な対応で意見が一致

今回のG7サミットは、フランスのシャンティリーで行われており、サミットの出席者の中には、先日話題となった仮想通貨およびリブラへの懐疑論をツイートしたトランプ大統領の意見を支持する、スティーブン・ムチン米財務長官もいます。

フランスの高官は各国とのリブラの協議に関して、以下のように意見を述べています。

「リブラについては、大規模な規制の必要性を各国が共通認識として持つことができていたし、詳細に至るまで建設的な議論ができたと思う。(中略)現在の状況と迅速な対応の必要性は、すべての参加者の懸念となっています」

ドイツのオラフ・ショルツ財務相は規制について慎重な姿勢を見せている一方で、大臣や中央銀行が「深刻な懸念」を持っていることを認めています。

「まず、既存のすべての規制が遵守されていることを確認する必要があります。加えて、将来的に国際金融システムの安定性を維持するために、どのような変更が必要になるか見定めていきたい」

フランスのブルノ・ル・メア財務相は、G7にリブラを実行するための「規制のガイドライン」を創設することを希望していると述べています。

黒田総裁「必要な規制を検討したい」

また、日銀の黒田総裁も、各国で必要な規制やガイドラインを検討したいとコメントしています。

加えて、AMLなどの観点から、それぞれの金融規制当局が積極的にガイドラインの制定に関与すべきだと指摘しています。

黒田総裁はリブラのホワイトペーパー公開時に、決済手段として認められるか注視したいとも述べていました。

公聴会ではリブラを擁護する声も

リブラの運営主体であるフェイスブックは、米国下院の公聴会2日目を終えています。

公聴会では、カリブラ開発のトップであるデイビッド・マーカス氏が、議員からの質問に答えています。

ほとんどの議員からは、開発中止を希望する意見や、犯罪防止策・顧客情報の管理などについて厳しい質問が出されました。

しかしその一方でリブラを擁護する声も挙がっており、パトリック・マクヘンリー議員はサトシ・ナカモトが開発したビットコインBTC)を引き合いに出し、素晴らしいイノベーションとその成長を止めるべきではないとコメント。規制と成長を両立した、米国の思慮深い政府監督をすべきだと公聴会で述べています。

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