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VISAやマスターカード決済会社大手4社、フェイスブックのリブラへの正式参加にためらいの姿勢

フェイスブックの仮想通貨プロジェクト「Libra(リブラ)」の管理団体「リブラ協会」に参加していた28社のうち、決済大手の「VISA・マスターカード・ペイパル・ストライプ」の4社が正式な参加に後ろ向きな姿勢を示しています。欧米諸国の政府がリブラを批判したことにより、規制当局と良好な関係を維持できるかが焦点になっているとされています。

決済大手4社がリブラの参加に迷い|規制当局との関係を懸念

ブルームバーグの報道によれば、大手グローバル決済企業「VISA・マスターカード・ペイパル・ストライプ」の4社がフェイスブックの仮想通貨プロジェクト「リブラ」への正式参加に迷いが生じていると報道しています。

理由として、リブラに反発を示す欧米諸国の政府や規制当局とこれまで通り良好な関係を維持できるかが懸念材料になっているとのことです。国際送金・決済ビジネスを展開するにあたり、規制当局との良好な関係は必要不可欠となります。

とりわけVISAとマスターカードはクレジット決済企業として世界でも2位、3位の取引量を誇る大手のため、規制当局に睨まれるような行動は大きな痛手になることは間違いないと言えます。

ブルームバーグの関係者幹部への取材によると、フェイスブックのデータ処理や個人情報保護の扱いに懸念を抱いているとも話していることが分かっています。

10月14日には会合・数週間以内に正式メンバー発表か

6月にリブラが発表されて以来、管理団体となる「リブラ協会」には28社の大手企業が名を連ねその中には今回の大手グローバル決済企業4社も参加していましたが、これは拘束力の無い同意書にサインしただけであり、正式なものではないことが分かっています。

関係者らへの取材によれば10月14日にスイスのジュネーブでリブラ協会の参加企業の代表者らが会合を行い、憲章への署名と理事会メンバーが決定される可能性が高いとされています。

一方、リブラのウォレット開発を行っている「Calibra(カリブラ)」のCEOデビット・マーカス氏によれば、予想以上に速いペースで技術開発が行われていると伝えています。

また、カリブラとリブラ協会によってノードのテストネットワークが運用され、トランザクションのテスト送信も行われていると発表されています。また、リブラ協会の正式なメンバーの発表も今後数週間以内にされると述べています。

速いペースで技術開発が行われているとされているものの、リブラのプロジェクトにはいまだ不確実な部分が多く残っています。今後明らかになる内容によっては政府の更なる反発も予想されるため、どのようにプロジェクトへの理解を得る事が出来るかが重要になります。なお、今回報道された4社からは今もコメントはありません。

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