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リブラ協会、フェイスブックを除く20社が1,000万ドルをまだ支払っていない

正式に発足したリブラ協会ですが、メンバーが協会への参加に必要な1,000万ドルをまだ支払っていない可能性があることが明らかとなりました。

リブラ協会20社、1,000万ドルをまだ払っていない

創業メンバーの離脱を経て、10月14日正式に発足したリブラ協会ですが、フェイスブック以外の20社は協会への参加に必要な1,000万ドルをまだ支払っていないようです。

これは、10月23日に英メディアBBCが報じたことで明らかとなりました。

BBCが関係者へ取材したところによれば、資金の話は14日の会合でいっさい行われなかったようです。

また、他の関係者は取材に対して、以下のようにコメントしています。

「私たちは資金を集めるだけでなく、予算の作成から決定まで、どのようにそれらの資金を利用するのかをまず話し合う必要があるだろう」

ザッカーバーグ氏の公聴会は不発、懸念払拭はできるのか

世界的にSNSサービスを展開するフェイスブックは、今年の6月にリブラのプロジェクトを発表しました。

一方で、発表以降は各国政府や規制当局からリブラを問題視する声が数多く挙がっています。

今月に入ってからは、創業メンバーであったビザ、マスターカード、ペイパルなどの主要企業が相次いでリブラ協会を脱退するなど、厳しい状況が続いています。

また、23日に行われた米議会の公聴会に出席したフェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、米規制当局が承認するまでフェイスブックはリブラの立ち上げに関与しないと、規制当局の懸念を払拭するためとみられる発言をしています。

加えて、協会が当局の承認なしでリブラを立ち上げた場合や、フェイスブックが中心にあることで当局から承認が得られない場合には、協会を脱退する意向も示しました。

公聴会後、マキシン・ウォーターズ議長は、「説明が適切ではなく、どのようなリスクがあるのか、リブラが何であるのかもわからなかった。現時点で、私はリブラを支持しない」と、否定的なコメントをしています。