今日の情報が、明日の君をつくる。

英投資会社ロンドンチェルシーリミテッドが資金調達を実施。高級住宅用不動産に裏付けられたファンド「ロンドンデジタルボンド」販売へ。

英国の投資会社ロンドンチェルシーリミテッドは、デジタル証券プラットフォームSolidBlockと提携し、一戸建て高級住宅用不動産投資ファンドであるロンドンデジタルボンドの資金調達を実施すること明らかにしました。

高級不動産に投資するデジタルアセット

英国ロンドンとホームカウンティーズにて住宅投資用不動産売買をアドバイスしている投資会社London Chelsea Limited(ロンドン・チェルシー・リミテッド)が、不動産に価値を裏付けられたファンド「London Digital Bond(ロンドン・デジタル・ボンド)」の資金調達を実施することを発表しました。

プレスリリースによると一戸建て高級住宅が対象となっており、デジタル証券の発行・取引を行うプラットフォームを提供しているSolidBlockと提携して行われます。なお英国では史上初となります。

SolidBlockの共同創業者であるYael Tamar氏は今回の資金調達にあたり、次のようにコメントしています。

「ロンドンの優良住宅物件の安定性とアップサイドの可能性を提供するデジタル時代の金融商品および、一流のデジタル証券プラットフォーム取引の柔軟性を組み合わせています。」

なおロンドン・デジタル・ボンドは、SolidBlockの技術によってデジタルセキュリティートークンとして発行、7月1日からグローバル販売され、10000ポンド(約133万円)~の購入が可能となっています。

不動産のトークン化が活発に

ロンドン・チェルシー・リミテッドの投資責任者であるRamon Vega(ラモン・ベガ)氏によれば、従来の国境を越えた住宅不動産投資は「アクセスのしにくさと柔軟性のなさが特徴だった。」と述べています。

これに加え現在の投資家は資金を貯蓄することを望んでおらず、どの不動産に投資するかという点でより多くの選択肢を必要としていると主張し「ブロックチェーンベースの証券であればこれらを可能にできる。」と付け加えました。

SolidBlockにとって英国では初のトークン化プロジェクトになりますが、これまですでに米コロラド州にあるセントレジス・アスペン・リゾートをトークン化し、米不動産業界に衝撃を与えています。

このリゾートは1800万ドル(約19億4000万円)の資金調達に成功し、ブロックチェーンベースの証券で資金調達した世界初の商業用不動産となりました。

最近では新型コロナウィルスの影響により不動産のような伝統的な産業においてデジタル化が進んでおり、今後も企業からのトークン化の需要はますます高まってくると予測されます。