今日の情報が、明日の君をつくる。

仮想通貨企業Lykke、キプロスのライセンスを自主放棄へ

仮想通貨スタートアップであるLykkeが、中東キプロスでのライセンスを放棄したことが明らかとなりました。

仮想通貨企業Lykke、キプロスのライセンスを自主放棄へ

Lykkeは仮想通貨取引所とウォレットサービスを提供しているスイスの仮想通貨企業です。

Lykkeはキプロス証券取引委員会(以下:CySEC)によって1年以上規制をされている状態となっていましたが、Finance Magnatesが明らかにしたCySECの通知によると、Lykkeはキプロスのライセンスを放棄することを決定したようです。

Lykkeは取引サービスを手がけており、ユーザーが手軽で簡単に仮想通貨を取引することを目指し、2018年7月にCySECから欧州投資会社としてライセンスを取得しました。これによって、規制された投資会社としてキプロスで事業を運営できるようになっています。

ライセンスを取得した場合、顧客資金の分離と保護、自己資本規制、事業運営の完全な透明性を保つなど、厳格な基準を守る必要があります。しかし、Lykkeは不正な取引などに関与したという報告はなく、CySECを含めた規制機関から調査が入ったという報告もありません。そのため、ライセンス放棄の理由に関して検討がつかず、市場に戸惑いを与える状態となっています。

昨年11月には、オランダの証券取引所Nxchangeとの提携も

Lykkeは2013年から取引サービスをスタートしました。使いやすいプラットフォームを提供したことで成長を続け、投資家から480万ドルを調達しています。また、2016年にはICOを行い、600万ドルの調達にも成功しました。

昨年11月には、オランダの規制された証券取引所であるNxchangeと提携しています。この提携によって、債券や株式など、さまざまな金融商品のトークン化が可能となりました。