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米国制裁回避のため仮想通貨利用検討のキューバ、ジョン・マカフィー氏が支援の意向を示す

キューバ政府は米国からの制裁回避を目的として、仮想通貨の利用を検討していることを発表しました。また、現在ハバナに身を潜めているJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏はこの決定を賞賛しており、希望があればキューバ政府を支援する意向を示しています。

マカフィー氏がキューバの仮想通貨利用を賞賛する一方で、懐疑的な声も

マカフィー氏はツイッターで、キューバ政府が仮想通貨の利用を計画していることに対して賞賛のコメントを寄せています。

一方、他の仮想通貨支持者からは懐疑的な見方をする声も出ているようです。仮想通貨を利用するキューバの真の狙いは、米国の制裁回避にあるからです。

これまでにも、ベネズエラ、ロシア、イランなどが、国際的な取引手段として仮想通貨を利用することを計画していました。その中でもベネズエラは、国が発行主体の仮想通貨「ペトロ」を発行しており他国よりも一歩先に進んでいるように見えます。

しかし、実際にはペトロが本当に発行されているのかは不明で、取引できるといわれている取引所もインターネット上ではその所在が確認できなかったと報告されています。

ロイター通信の報告によると、アレハンドロ・ジル・フェルナンデス経済相は、キューバの仮想通貨利用計画について以下ように述べています。

「私たちは国内外の商取引において、仮想通貨の利用による潜在的なメリットを研究しています。また、これらの研究は学者と共同で行っています」

違法利用が増えればビットコイン普及には障壁になる

ビットコイン長者であり仮想通貨取引所Gemini(ジェミニ)を運営するウィンクルボス兄弟は、当局へ強い規制を求めています。

これに対してマカフィー氏は、米国の仮想通貨規制が損なわれる可能性があるキューバのプロジェクトに大喜びしているようです。

こうした制裁回避などの目的で行われるプロジェクトが増加すれば、米国内では仮想通貨の取引そのものが禁止されるようになってしまうかもしれません。これは、ウィンクルボス兄弟が望まない結果といえるでしょう。

キューバが成功すれば、他国も後を追えるかもしれない

著名な投資家の1人でもあるジョージ・ソロス氏は、スイスのダボスで開催された2018年世界経済フォーラムで、ビットコインBTC)に関していくつかの見解を示しています。

その中でも、ビットコインは独裁者に支持される傾向があると答えていたことは印象的なものでした。これは、キューバが仮想通貨に取り組もうとすれば、ふたたび議論に持ち上がるはずです。

一方、キューバ政府は仮想通貨の利用が自国にとって大きなメリットをもたらすことを信じています。もし、キューバの仮想通貨が成功すれば、経済的に弱い立場の他国もそれに追随することができるかもしれません。

現時点では、キューバ政府がどのような仮想通貨を発行するかは明らかになっていません。マカフィー氏は、米国に追いかけられることに頭を悩ませながらも、キューバ政府を喜んで支持することが予測されます。

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