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ジョン・マカフィーはサトシ・ナカモトが誰かを知っている?

世界中で利用されているウィルスソフトを開発したジョン・マカフィー氏は、仮想通貨に精通した人物としても有名です。また、マカフィー氏の発言がきっかけで仮想通貨の価格が大きく変動することから、日本国内ではそのような発言を「マカフィー砲」と呼んでいます。今回、マカフィー氏が、ビットコインBTC)開発者であるサトシ・ナカモトが誰かを知っており、その素性を公開していきたいと発言したことで、業界内では大きな注目が集まっています。

話題が絶えないサトシ・ナカモト

昨年起こったビットコインキャッシュBCH)の分裂騒動で、ビットコインSVBSV)側のリーダーであったクレイグ・ライト氏は、自称サトシ・ナカモトを名乗る人物としても有名です。この意見を支持する人もいれば、懐疑的な見方を示している人もおり、中にはライト氏を強く非難する声もあります。

そんな中で、ライト氏は自身に対して批判的な発言をした人を脅迫し、裁判を行う予定であることを明かしています。また、こうしたライト氏の行動が引き金となり、大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)CEOのCZ氏は同取引所からビットコインSVを上場廃止する意向を表明。他のいくつかの取引所も追随するような形で、BTCSVの上場廃止を決定しています。

ジョン・マカフィーはサトシ・ナカモトと話した?

そんな背景がある中、ジョン・マカフィー氏はサトシ・ナカモトと話したことがあるとして、ライト氏がサトシ・ナカモトである可能性を真っ向から否定しています。また、その発言の翌週から、サトシ・ナカモトの素性を徐々に公開していくと述べました。

しかし、ここ最近で行われたブルームバーグのインタビューに対して、素性を公開することによる法的なリスクが高いことを理由に、しばらくは様子をみるとスタンスを変えています。具体的なリスクとして、法的、政治的圧力によるアメリカへの送還や、物理的な圧力が挙げられています。

また、マカフィー氏はサトシ・ナカモトと話したことがあるとも発言しており、素性を公開する予定であることを本人に伝えたとのこと。さらに、その時のサトシ・ナカモトの反応は、「あまり良いものではなかった」ようです。

サトシ・ナカモトを知る必要はあるのか?

仮にマカフィー氏がサトシ・ナカモトを知っていたとしても、私たちがその素性を知る必要は本当にあるのでしょうか。知っての通り、仮想通貨の基本的な理念が分権化であることを考えると、その答えは「No(いいえ)」でしょう。

サトシ・ナカモトの素性を公開することで、彼への攻撃経路が明確になってしまい、政治的な圧力を受けてしまう可能性があります。具体的には、サトシ・ナカモトが保有しているとされるビットコインを、利用できないようにしてしまうといったことなどが挙げられます。

こうした政治的なコントロールが行われた場合、分権化の理念が損なわれてしまい、暗号通貨の市場に中央機関・中央集権が介入してしまう可能性があります。そのため、サトシ・ナカモトの素性を明らかにすることは、あまり賢明な判断ではないでしょう。

しかし、今までにも過激な発言で注目を集めてきたマカフィー氏。同氏の行動を止めることは難しいことは、簡単に予見されます。今後どの様な情報がマカフィー氏より発表されるのか、高い注目が集まりそうです。

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