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マイケル・ノボグラッツ氏「世界的な経済危機により、仮想通貨の採用が12~18ヶ月遅れている」

米商業銀行のGalaxy Digital(ギャラクシーデジタル)社のCEOであるMichael Novogratz(マイケル・ノボグラッツ)氏は、コロナウィルスの感染拡大で打撃を受けた世界の経済危機により、仮想通貨の普及が12~18ヶ月が遅れていると主張しています。

仮想通貨は信頼を取り戻す必要がある

マイケル・ノボグラッツ氏は16日、米仮想通貨ファンドのモーガン・クリーク・デジタル社のCEOである「Pomp氏」ことAnthony Pompliano(アンソニー・ポンプリアーノ)氏の動画に出演し、インタビューに応じました。

その中でノボグラッツ氏は、コロナウィルスにより暴落する世界の金融市場が直面している多くの課題について持論を展開し、仮想通貨市場について次の様に述べています。

「仮想通貨に関しては物語の始まりです。ビットコイン(BTC)が価値の保存手段として、あるいは他の通貨として、また分散型インターネット構築の未来の一部となる新たなストーリーです」

また今回、これらの普及が市場暴落により12~18ヶ月前に戻されたとして「私達はこれを乗り越えなければならず、自信を取り戻さなければならない」と強調しました。

状況はさらに悪化する可能性も

このインタビュー動画はPomp氏のツイッターで見れますが、ノボグラッツ氏はさらに金融市場の暴落は世界中の労働者が仕事がままならず、現金不足に直面しているためだと指摘しています。

そのため日常生活を送る必要な資金を得なければならず、本来は長期保有する資産をいったん売却するためゴールドでさえも価格の下落を引き起こしていると主張しています。

さらに、労働者のキャッシュ&フローがマイナスのままであれば短期的に状態はさらに悪化し、暴落する可能性もあることを示唆しました。

一方、危機が収束に向かえばかなりの流動性が生まれ急速な経済回復がほぼ確実に見込まれるとし、その際にビットコインもはるかに上昇すると断言しています。

ノボグラッツ氏の主張のように、仮想通貨およびブロックチェーンの普及が遅れることは間違いないと言えます。金融危機のような状況ではグローバル企業は新たなテクノロジー分野への投資に消極的になるためです。

しかしこれまでのグローバル企業のブロックチェーンの取り組みを考えれば、今回の後退は一時的なものであると言えます。また仮想通貨市場も幾度となく暴落しながらも非常に強い回復を見せていました。

今後も世界的な経済の混乱が予想されますが、長期で見れば生き残ることができる基盤をすでに確立しているとも言えるでしょう。