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若手ビットコイン投資家が関連株で大幅利益。若年層の参入ますます顕著に。

若干19歳の暗号資産(仮想通貨)投資家がブルームバーグのインタビューに応じ、マイニング企業の株価上昇により多大な利益を得たと答えています。暗号資産取引の熱狂の背後に若年層がいることが見て取れます。

若者を引き付ける暗号資産

今やビットコイン(BTC)を含む暗号資産は若い世代にとって人気の資産となっています。2008年の大不況に端を発した世界経済の悲惨な状態を受け、銀行など金融機関を信用していないミレニアル世代には、デジタル化も相まってはるかに手軽で信頼があると見て取れます。

英在住で若干19歳のMarko Vulicevic氏は新型コロナウイルスの流行により職を失った1人。今では8つの異なる取引プラットフォームに口座を持ち、暗号資産だけでなく様々なETFや大麻株に投資しています。

失業当初、Trading212のデモ口座で外国為替取引に夢中になり、その後は貯金を使って株や暗号資産を購入、Redditの掲示板で独自のリサーチやブロックチェーン企業のホワイトペーパーを読み込んでいました。

Vulicevic氏は当時を振り返り、次のように述べています。

「価格の変動を初めて見たとき、それはドーパミンラッシュのようなものでしたが、テクノロジーや内部のこと、それがどのように世界を変えるかなど学び始めた時、これが技術の進化のイベントで私が利益を得るための重大なチャンスだと気付いたのです」

マイニング株で大幅利益

Vulicevic氏によれば、これまでに最も利益を出せたのがビットコイン・マイニング企業Argo Blockchain Plcの株で、1,400%の利益を得たと主張しています。

2018年に設立されたArgo Blockchainは、ロンドン証券取引所に上場している唯一のマイニング企業で、カナダのケベック州にある40,000平方フィートの施設を含むデータセンターを北米で運営しています。

株は英取引プラットフォームHargreaves Lansdownに上場しており、先週には取引所の全購入額の4%、全販売額に至っては3%を占めるなど最も活発な株となっていました。ビットコインの価格変動と連動するものの、12月以来約500%上昇しています。

ニューヨーク大学スターンビジネススクールの金融部門委員長であるDavid Yermack氏は、Vulicevic氏のような人々が将来の主要なビットコイン投資家であり、今後も仮想通貨市場で顕著に現れるだろうと指摘しています。

これまでの分析企業などの調査によれば、典型的な若い男性が多く従来の投資家よりもリスクを取る傾向があることが分かっています。危険だと指摘されているボラティリティは実際には魅力的で、不安要素ではないことがうかがえます。