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大学のキャンパスが仮想通貨マイニングの天国に…電気代無料で学生に人気

大学はもはや勉強の場だけではなくなるかもしれません。シスコがRSAカンファレンスで発表した仮想通貨マイニングを調査したレポートによると、大学のキャンパスが2番目に多くマイニングが行われていると発表しました。

大学が気軽にお金を稼ぐ場所に

シスコのセキュリティ研究者は、仮想通貨マイニングについて様々な業界の分野を調査しRSAカンファレンスでそのレポートを発表しました。

その中で1位はエネルギー・公共事業部門で34%となっているものの、驚くことに大学のキャンパスが2番目に多くマイニングが行われ、22%にも及んでいると伝えています。

同研究者のAustin McBride氏によるとトラフィックがかなり分散しているため、大学生が集団で行っているのではなく、各々でマイニングを運営していると分析しています。

なお、学生らは懸念材料となる電気代を支払わずに済む様に寮や図書館などで独自のマイニングリグを運営し、コストがかからず100%の収益を手に入れる事が可能なので格好のお金儲けの場所となっている様だと指摘しました。

このような事態に大学側もマイニングを禁止するとした通達を出している所もあり、今後も何らかの対策を打ち出す大学も増えてくると思われます。

不正マイニングの温床となっている可能性も

また、McBride氏によれば大学で行われている仮想通貨のマイニングが全て学生によるものでは無いとも考えている様です。

シスコの今回の研究も単にマイニングの流れを調査した訳ではなく、セキュリティに焦点を当てたものとなっています。その中で特に企業や組織、団体が大規模になるほどPCが古くセキュリティも脆弱となっていると指摘しました。

そのため、ハッカーなどには格好のターゲットとなり、悪意あるマルウェアにいとも簡単に感染し勝手にマイニングされている場合もあるとも付け加えています。

今回、1位となっているエネルギー・公共事業部門もそれが原因だろうと推測しています。

マイニング自体は一見、無害にも思えますが長時間のマイニングは電気代を引き上げ、PCのハードウェアにも大きな負担を掛けることにも繋がり、その企業や組織などは影響を強いられる事になります。

また悪意あるマイニングに感染した場合であれば、他の悪質なウィルスにさらに感染する可能性や、意図せず何らかの形で他の企業にも迷惑を掛ける事に繋がる場合も否定できません。

シスコの他の調査によると2018年の価格暴落以降、反比例してマイニングが拡大の一途を遂げており、マイニング関連のトラフィックが19倍以上も増加していると伝えていました。

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