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低コストで高い収益率、MicroBTの「Whatsminer」が人気を集める

半減期が近くにつれて、ビットコイン(BTC)のディフィカルティー(採掘難易度)は上昇を続けています。この影響で、旧型のASICマシンでは利益を出すのが難しくなってきたことから、マイナーはこれらのマシンの廃止を始めています。現在特に人気となっているのが、MicroBTの「Whatsminer」です。

MicroBTの「Whatsminer」が人気

仮想通貨マイニングの業界では、ビットメインが長年に渡りNo.1メーカーとして活躍してきました。

しかし、最近では低い電力コストで高いパフォーマンスを発揮できる、MicroBTのWhatsminerが人気を博しています。Whatsminerの販売収益は、今年1年だけで67億元にもなるとのことです。

実際に、Whatsminerはビットメインが提供するマシンよりも経済的です。直近のビットコイン価格として7,438ドル、電力価格を0.36元(0.05ドル)で計算すると、WhatsminerのM20Sモデルでは1日あたり6.16ドルの利益を出すことができます。いっぽうで、ビットメインのS17eで出せる利益は、同じ条件で1日あたり5.86ドルです。Whatsminerの方が、より利益率が高いことが分かります。

マシンのアップデートは必要不可欠

半減期が来た場合、ディフィカルティーの上昇や競争のさらなる激化が見込まれ、旧型のASICマシンではマイニングの利益率が低下します。もしマイニングマシンをアップグレードしないのであれば、マイナーはこの利益率の低下に対して、他の方法で対策を行わなければいけません。しかし、現状では他の方法はないでしょう。

そのため、中国のマイナーは雨季の終わり頃から、新しいマイニングマシンへのアップデートを開始しています。中国系メディアの8BTCのレポートによれば、中国のマイニングファームのマシンのうち、約70%が新型になっているようです。加えて、そのうちの約50%がWhatsminerとなっており、約16.7%がAntminerとなっています。以前まではビットメインがこのシェアの70%を占めていたことを考えると、Whatsminerの人気が非常に高いことが分かります。

また、ここで廃止されたマシンは、中古市場で格安の価格で再販されています。MicroBTは、今後数ヶ月以内に、さらに機能を拡張させた新型のハイエンドモデルを発売予定であることも明かしています。