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匿名通貨モネロのトランザクション数が過去最高へ。ギャンブルゲーム立ち上げが影響か?

5月2日、匿名性通貨として知られるモネロXMR)は、トランザクション数の過去最高値を更新しました。これは、最近発表されたXMRを使用して参加できる「ソーシャルギャンブルゲームプラットフォーム」の影響によるものと推測されています。また、モネロは取引の急増にも関わらず手数料が低水準となっており、開発チームはモネロの使いやすさを主張しています。

モネロのトランザクションが過去最高値へ

プライバシーを重視する匿名性通貨モネロのトランザクション数が急増を見せています。4月25日には4,425件であったトランザクション数は、30日には9,389件とほぼ2倍にまで到達し、5月2日には過去最高値である15,000件を更新しました。

これは、仮想通貨バブルのピークだった2017年末から2018年年始の10,800件よりも高く、バブル崩壊後にトランザクション数が10,000件を超える事があまり無いことからも、驚くべき成長率だと言えるでしょう。

なお、トランザクション数急増には、モネロの5周年記念の際に立ち上げられた、XMRを用いてギャンブルに参加できるソーシャルプラットフォーム「Minko」のユーザー数が増加していることが関係していると見られています。

Minkoは、初月の利益をモネロの一般寄付基金に寄付する事を発表しており、開発チームは次の様に述べています。

「私達はモネロの開発に長期的な貢献を続けていきたいと思っています。今月中には、今後の方針を発表する予定です」

取引手数料は最低水準を維持

一方、このような動きは価格に反映しておらず、執筆時点の価格は67ドル(約7,440円)を推移している状態です。

また、トランザクションが急増したにも関わらず、取引手数料は0.019ドル(約2.11円)と低水準を維持し続けていました。

モネロは昨年にハードフォークを介したアップグレードを実施しており、その際にスケーリング問題を解決し、トランザクションのコストを削減する「バレット・プルーフ(Bulletproof)」と呼ばれるプロトコルを実装しています。その結果、90%もの取引手数料の削減を実現しており、今回の急なトランザクション数の急増にも対応できたようです。また、モネロのブロックチェーン上では、Minkoのようなゲームプラットフォームを運営する事も可能となっています。

さらに、本年4月には、モネロの研究者であるSarang Noether博士によって、送金者を不明とさせる技術「リング署名」のサイズを大幅に削減するレポートが提案されています。

その中では、取引が行われたIPアドレスの判別を不可能とする技術「ダンデライオン(Dandelion)」についても発表があり、スケジュールは未定であるものの、コンセンサスアップグレードではなくウォレットをリリースする事で実装が可能になることが明らかにされています。

しばしば論争を生むことがあるものの、仮想通貨市場では、長らくプライバシーの保護として「匿名性」が注目されています。そのため、このまま順調に開発が進むことで、匿名通貨の代表格であるモネロのさらなる普及が考えられます。

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