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最短15秒で仮想通貨が買えるマイイーサウォレットのモバイル版、手数料は高め

MyEtherWallet(マイイーサウォレット / MEW)はスマートフォン向けのアプリで仮想通貨の購入が可能な「MEWconnect」をリリースしています。MEWconnectを利用することで面倒な手続きが簡略化され、手数料はかかるものの即時の仮想通貨の購入も可能となります。

最短15秒で仮想通貨が購入できるMEWアプリ

マイイーサウォレットはオンラインで利用できるウェブウォレットで、イーサリアム(ETH)やERC-20トークンを保管することが可能です。また、仮想通貨を購入する際には手数料が発生します。

仮想通貨を購入するには登録するかApple Payのユーザーである必要があり、購入時には米国で3.99%、その他の国では5.25%の手数料が発生します。Google Payに関しては、まだサポートの対象となっていません。

マイイーサウォレットは世界でも幅広く利用されているウォレットであり、そのモバイル版となるMEWconnectはフィアットオンランプ(法定通貨との交換の媒体)として大きな影響力を持っています。

交換時にはブロックチェーンの送金サービスを提供する企業Wyreの技術が用いられています。MEWの創業者であるKosala Hemachandra氏は、モバイルアプリの重要性について以下のように述べました。

「MEWは仮想通貨の初期の時代から存在するウォレットです。使いやすさや洗練されたものを提供するのではなく、多くの人がイーサリアムにアクセスできるようにすることを第一に考えています。現代社会においては、パソコンではなくモバイル環境で利用できるようにすることが最も重要です。私たちがアプリを作った背景には、こうした思いがあります」

手続きの簡略化で、高速フィアットオンランプを実現

マイイーサウォレットのアプリ開発のディレクターであるAlex Komarov氏は、フィアットオンランプはKYCなどの利用までの手続きが猥雑であり、これまでそれらをスムーズに済ませられるものは存在しなかったと見解を示しました。

一方で、MEWconnectであればわずか1分でその手続きを終わらせることができ、「Apple Payユーザーであればたったの15秒で完結できる」と自信を覗かせています。

マイイーサウォレットの問題点「セキュリティ」

マイイーサウォレットは幅広く利用されているウェブウォレットですが、実体のあるハードウェアウォレットのような強固なセキュリティはなく、これまでにもフィッシングサイトなどで多くのユーザーが資産を流出しています。

Hemachandra氏はこの点についても言及しており、「サービスには過去5年間で学んだセキュリティの知識を全て反映させている」と述べています。

また、マイイーサウォレットはユーザーキーを管理する必要があるため、2段階認証を導入する予定はないとのことです。さらに、今後は仮想通貨同士の交換を可能にする機能の追加も考えているとことが明かされています。