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NASA、航空交通管理のためにブロックチェーン活用を提案。通信の安全性を高める

ブロックチェーンの技術は現在、様々な業種の企業が徐々に採用して来ています。アメリカ航空宇宙局(NASA)も10日、より高い安全性を目的とした航空交通管理のためにブロックチェーンの技術活用を提案する文書を発表しました。

ブロックチェーンでより安全な飛行を

アメリカ航空宇宙局(NASA)の施設内にあるエイムズ研究センターの航空コンピュータエンジニアであるRonald J. Reisman氏は10日、航空機の通信において、なりすましや虚偽、その他攻撃を防止し安全性を高めるためにブロックチェーン技術の採用を提案する文書を発表しました。

Reisman氏は、2020年に導入が予定されている新しい通信システム「自動従属監視放送 (ADS-B)」では、飛行計画や位置、州データの保護を提供していないとし、オープンソースである許可されたブロックチェーンを使用し構築されたエンジニアリングプロトタイプのシステムを採用することで解決できると主張しています。

さらに、航空機と航空完成部局との間の通信にプライバシーと匿名を確保でき、認証局、スマートコントラクトサポート、およびより高い帯域幅の通信チャネルを可能にできることが特徴だと述べています。

Linux財団のプロジェクト「Hyper ledger Fabric」を採用へ

Reisman氏はこの提案したシステムがどのように大規模な経済的、急速に展開することができるかについても述べており、エンジニアリングプロトタイプにLinux財団が設立した企業向けに設計されたブロックチェーン「Hyper ledger Fabric」を採用することを決定しています。

産業用オープンソースのエンタープライズブロックチェーンフレームワークであるHyper ledger Fabricを使用しADS-Bシステムを稼働させれば厄介な技術的問題を潜在的に解決し、全米航空システム(NAS)が提供しているレベルと同等、もしくはそれ以上のプライバシーと安全性を保てると自信を覗かせました。

一方、現時点の課題点として「PKI(公開鍵基盤)における最大の懸念事項として、フライト中の飛行機でも利用することが可能になるパブリック・キーの枠組みを導入することが難しい。」とも付け加えています。

今回の発表から、世界で、政府、金融機関、あらゆる業種の企業、NASAのような宇宙の分野に至るまでブロックチェーンを使用する実例が出てきました。問題は仮想通貨が実用されるのか?または実用されるまでどのくらいの時間がかかるのか?で今後、どのようにお金の歴史が変わるのか楽しみです。

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