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NEM財団代表が6ヶ月の有休取得、コミュニティからは反発の声も

仮想通貨NEMの発行元であるNEM財団の代表が、健康上の理由から約6ヶ月間の有休取得を発表しました。これによって、NEMのコミュニティ内からは賛否両論の意見が相次いでいるようです。

NEM財団代表が6ヶ月の有休取得、コミュニティからは反発の声も

NEM財団は4月8日、事業の再編計画を発表しました。この計画では、これまで独立した部門であったNEMベンチャーズ、NEMトレーディング、NEMソフトウェアを1つのエンティティとして統合するなどの内容が盛り込まれています。

加えて、アレクサンドラ・ティンスマン代表理事が6ヶ月間の有休取得に入ることも明らかになりました。

「アレクサンドラ・ティンスマンはプロジェクトのリーダーから退くことになります。彼女はこれまで、NEM財団の運営に長期的に携わってきました。今後は約6ヶ月間の有休期間に入ります」

コミュニティからは再編への期待やティンスマンを労う声も聞こえました。一方で一部のホルダーからは、今回の件について反感の声が上がっています。

「有休を使ったサバティカル(長期休暇)は10〜20年勤務した後に取るのが通例です。彼女はたった1年間会長として勤務しただけ。これは私のような利害関係者への完全な侮辱と言えます」

また、新たな資金調達を完了したにも関わらず、NEM財団が1年以上有益な成果を出していないことなども批判の対象となっています。

健康上の理由から業務を継続することは困難

ティンスマンはこうした否定的な意見が、他のプロジェクトでもよくある「荒らし」であると見解を示しています。

「これらの否定的な意見は、他のプロジェクトでもよくあるコミュニティ荒らしです。ほとんどの意見が再編成への賞賛であり、私のサバティカルについても肯定的でした」

ティンスマンは2018年に心臓の手術を受けており、今回の長期休暇もこれを起因とした健康上の理由によるものです。

彼女は世界各国に存在するNEM財団の仕事をこれまでにもハードワークでこなしてきたこと、それを継続することが困難であることを改めて伝えました。

「私はこの2年間ほぼ休みなく働き続けました。(中略)分散化されグローバルである私たちのチームのリーダーとして。このライフスタイルを維持することは非合理的で、不可能です」