AFC西地区のNFLチームLos Angeles Chargersでオフェンシブタックルを担当しているラッセル・オコング氏が、自身の給料をビットコイン(BTC)で受け取りたいと希望しているようです。また、それに追随するようにほかのNFLプレイヤーもビットコインでの給料受け取りに関心を示しています。
NFL選手がビットコインに興味を持つ
「Pay me in Bitcoin.」というラッセル氏のツイートから始まった今回の件は、現在までに1,200件を超えるリツイートと、6,200件近くの「いいね」がついています。さらにその数分後、ラッセル氏は以下のようなツイートをしています。
「ESPN(ウォルトディズニー傘下のスポーツチャンネル)のヘッドラインに、アスリートへの給料がビットコインで支払われたというニュースが出ることが、どれほどドープ(かっこいい)なことか分かるかい?」
このツイートに対するもっとも興味深い返信は、NFLチームBuffalo Billsのマット・バークレー氏の「I tried」というツイートです。「Already am mining」とも続けてツイートされたことから、すでにマイニングも行っていることが示唆されています。
仮想通貨業界関係者も反応
これらの一連のやり取りに対して、仮想通貨業界の関係者も反応を示しています。モルガン・クリーク・デジタルアセットの創業者でもあるAnthony Pompliano氏は、ビットコインに興味を示した両選手に下記のような賞賛を送っています。
「お二人はビットコインをメインストリームで採用されるように押し上げる存在です」
また、ラッセル氏はコミュニティに対し、自身が仮想通貨を取引するためにおすすめの取引所について質問しています。これに対してコミュニティは、Binance(バイナンス)やビットレックス、ジェミニなどの取引所を推奨しました。その中でも、Bitrefillの最高執行責任者(CCO)であるJohn Carvalho氏が、もっとも洒落たアドバイスを彼に送っています。
「あなたがフルタイムで働いているうちは、トレードをしないようにしてください。ただ蓄積するだけでOKです。フィアット(ドル)をビットコインに変換する生産的な人間になりましょう」
ラッセルはNFLプレーヤー協会(NFLPA)の副会長
一部のユーザーはラッセル氏に対して、ほかのチームメイトはビットコインでの給料支払いについてどう感じているかを聞いています。この質問に対してラッセル氏は、現在2人のプレイヤーがビットコインについて彼に尋ねていることを明かしています。
ラッセル氏の一連の発言が重要な理由は、彼が単なるNFLプレイヤーではないからです。ラッセル氏はNFLプレーヤー協会(NFLPA)の副会長でもあります。
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