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PayPal|国際取引のコストは、ブロックチェーン取引のおよそ30倍?

既存のテクノロジーとブロックチェーンテクノロジー、それぞれに優れた点がありますが、ブロックチェーンテクノロジーが優位だとされている分野の一つに、国際決済があります。

ブロックチェーンテクノロジー×国際決済

国際決済の取り引きを比較したある投資家によると、10万ドル分のビットコインBTC)を送金する際にかかるコストは5ドルから50ドル程なのに対して、PayPalを使って10万ドルを送金する場合には、少なくとも1500ドルのコストがかかるとの結果が出ました。これは、送金の遅延などの他の欠点は無視して、純粋な金銭面のコストだけを比較したものです。

また、ブロックチェーンを利用した場合には、ほぼ即時に取引が完了します。ブロックチェーンのトラフィックボリュームが多ければ多いほど時間がかかる傾向があるものの、多くの取引で、数秒から長くても数時間の間に資金の受け渡しができます。

PayPalには、利用者の保護を目的に、なんらかの理由で取引に怪しい点などがないかを調査し、場合によっては数日間保留することを決定する中央当局が存在します。そこで時間がかかる可能性があるだけでなく、通常の取引の手順を踏む場合でも数日以上の時間がかかる場合もあります。

送金手段としてのリップル

送金業界からもっとも脅威として捉えられているプロジェクトは、おそらくリップルXRP)でしょう。リップルは、厳密には送金の際にブロックチェーンを利用していないものの、信じられないほど低い手数料で効率的に国境を越えた送金ができるシステムを開発しています。リップルを利用した場合、数秒以内の受け取りも可能で、トランザクションを管理する中央管理者も存在しません。

ブロックチェーンテクノロジーは、分散化という特徴を通じてユーザーに自由を与えると同時に、時間とお金の無駄を避くこともできます。これは、世界をより素晴らしいものにする可能性を秘めた技術です。

リップルはすでに大手決済代行会社と競合を始めています。企業がシステムをアップグレードしないかぎり、リップルがライバルたちを廃業に追い込むのは、時間の問題かもしれません。

また、世界は日々進化しており、古いシステムには限界があります。例えば、PayPalの場合、様々な理由で一部の国でサービスの利用を許可していません。本件において、当初は顧客が弱い立場にあるようにも見えましたが、現在それらの国のほとんどがブロックチェーンベースの仮想通貨を使用して決済を行なっており、PayPalを必要としない現状があります。このような現状を見ると、弱い立場にいるのはPayPalのようにも見えます。

ブロックチェーンを使った取引において、最速でも最安でもないビットコインでさえ、PayPalの取引高を上回ったと伝えられています。これは近い将来に、国際決済のメインが既存のシステムから仮想通貨に取って代わる兆候なのかもしれません。

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