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フィリピンの大富豪が国民に警告「自分の名前が使われている仮想通貨詐欺プロジェクトに投資しないで!」

フィリピンの億万長者で知られるManny Villar(マニー・ビラー)氏は、自身が推薦しているとされ国内で人気となっている仮想通貨詐欺プロジェクトとは一切関係がないとして、国民に対し投資せぬよう注意喚起を行っています。

仮想通貨プロジェクトへの関与を否定

仮想通貨に関する詐欺は依然として被害が拡大しており、フィリピンでは特に問題となっています。そのほとんどは小規模なもので乱立している状態ですが、多くの人々を勧誘するため、無許可で著名人の名前を使用し推薦しているとうたう手口も増えてきています。

Bitcoin Revolutionと呼ばれるフィリピンで人気の仮想通貨詐欺プロジェクトもその1つで、国内の億万長者ビジネスマンで上院議員も務めたマニー・ビラー氏の名前を無断で勧誘のために使用していました。

地元のニュースメディアであるマニラ・スタンダード紙の報道によれば、ビラー氏は「Bitcoin Revolutionやビットコイン(BTC)投資には関与していない」と全くの無関係であると否定しています。

次いで、これは明らかに詐欺であり、一般の人々にこのような不道徳な行為から身を守るよう求めると呼びかけ、ソーシャルメディアの投稿についても自身の名前があっても信じないよう警告しました。

詐欺サイトの手口とは

フォーブスの報道によれば、2019年9月の時点でビラー氏の資産は66億ドル(約7250億円)とも推測されており、投資会社にとっては広報として魅力的な存在です。詐欺会社にとっても名前を語れば一定の効果があるのは間違いありません。

またBitcoin Revolutionのサイトにアクセスすると、人気のため当日中に登録を終了するとの警告文と共に6分間のカウントダウンが始まり、潜在的に登録を煽る手口となっています。これも詐欺によく見受けられる手法です。

他にも4人のトレーダーが、Bitcoin Revolutionに登録して以降莫大な利益を得ており、ソフトウェアも使い勝手が良く何時間も市場を分析する必要はないとの推薦文を寄せています。しかし、この4人のトレーダーとされる画像はどれもストック画像から引用してきており、これもよくある手法の一つと言えます。

Bitcoin Revolutionのサイトはフィリピンの投資家をターゲットとしていますが、IPアドレスからそれぞれの国の投資家への限定オファーとして変更される仕組みとなっており、各国に拡大してきています。

規制が強化されない限り、このような詐欺はこれからも後を絶たないと言えるでしょう。