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フィリピンにて、仮想通貨熱が大きく高まる

中国政府によるマイニングの規制など、アジア地域において仮想通貨が大きな話題になってるのは周知の事実ですが、現在はフィリピンにて仮想通貨に対する熱が高まっているようです。

下落相場でも増えるフィリピンの仮想通貨取引

デジタル資産はバブル期の反動で、長期にわたって厳しい低迷期を迎えていました。実際に2018年の初め頃から、ビットコインBTC)やイーサリアムETH)などの多くの仮想通貨が、解決困難な低迷状態にあった上に、昨年11月にはその価値が2年ぶりの最低水準にまで下落し、状況はさらに悪化しました。

また、2018年11月には、それまでの価格をさらに割り込む大きな下落を記録しています。サンクスギビングが開始されるころにはでは、夏の間には6,000ドル台の価格で取引されていたビットコインの価値が、およそ3,600ドルまで下落しています。

しかし、4月月初の突然の価格高騰を通し、ビットコインは5,000ドルを超えました。他通貨も同様に価値を上げており、イーサリアムは176ドルを突破しています。しかしその一方で、一部からはこれらの上昇にはまだ改善の余地があると言われています。それは、古くから仮想通貨市場に参加をしている人々が目撃した2017年の価格変動のような盛り上がりが戻ってきていないからです。市場には、ふたたびその日が来ることを待ち望んでいる多くの仮想通貨愛好家が存在します。

さて、こうした状況のなかでも、フィリピンは仮想通貨とブロックチェーンの技術に素晴らしい影響を与えているようです。加えて、フィリンピンでは当局による仮想通貨の規制が緩和されてきています。

当局の規制緩和でより活発になるフィリピン市場

フィリピンではこれまでに29の仮想通貨取引所が当局からの承認を受けています。また、当局はここ数カ月でさらに3つの取引所を承認しました。これは、同じアジア地域の国と比較すると、大きな差があります。例えばインドでは中央銀行が公式に仮想通貨取引を禁止しています。

フィリピンでは、中央銀行によって10種類の仮想通貨取引が承認されています。マニラ首都圏に拠点を持つBanco de Oro UniBankのチーフマーケティングストラテジストであるJonathan Ravelas氏は、こうした動きに対して、フィリピンが技術革新の最短経路を進んでいると捉えているようで、以下のようにコメントしています。

「フィリピンにおいて、フィンテックは大きく進歩しているようです。つまるところ、最終的に消費者はモバイルウォレットに入れて利用できるという機動性に注目することになります。そして、仮想通貨は彼らにより柔軟なお金の使い方を与えることができるでしょう」

資産保管の代替手段として

フィリピンでは、銀行口座を持っている割合がおよそ10人に7人と非常に低くなっています。仮想通貨は単純な決済手段としてだけでなく、資産の保管の役割も担うことができるため、こうした人々の新たな選択肢の1つともなっているのです。

実際に銀行口座保有数が少ないアフリカでも同様の動きが見られており、企業の資金回収が容易になる点などからも、積極的な普及活動が行われています。

投資ゲームから実需へ

クリプトニュースプラットフォームであるCrush the Streetの金融アナリスト兼CEOであるKenneth Ameduri氏は、フィリピンが技術的に高度な国であり、ここ最近ではもっともこの技術と良い関係を築いている立場にいると述べています。

そして、仮想通貨は事件であり、フィリピンがこの市場の最前線を走っているとしたうえで、

「フィリピンは、仮想通貨に関することは今後世界が必ず直面する大きな問題であることを理解しています。彼らがこの問題をうまく扱うことができれば、多くのデジタル資産がフィリピンに流れていくことでしょう」

と述べています。

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