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元メガバンク銀行員、パロディートークンを発行し業界に警鐘を鳴らす

欧州のメガバンクBNPパリバに務めていたコリン・プラット(Collin Platt)氏が、パロディートークンを発行しました。DEXで自らトークンの取引をし、1トークンあたり3.6兆ドル(約400兆円)にまで価格を釣り上げ、仮想通貨がいかに市場操作が容易でありリスクの高いものなのかを示すことで、投資家に警鐘を鳴らしています。

仮想通貨投資家に注意喚起

仮想通貨のコンサルタントで元銀行員でもあるコリン・プラット(Collin Platt)氏は、現在発行されている仮想通貨には革新的な面があると認めるものの、1,000個以上の無駄なプロジェクトがある現状がいかにばかげているか、自身のMedeiumのブログにて主張しました。

さらにプラット氏は、仮想通貨投資家に改めてリスクを認識させるために、仮想通貨市場に蔓延しているとされる存在価値の全くないトークンを実験的に発行する事を思いついたと述べています。

このPitch Token Klassic(PTK)と呼ばれるトークンは、4月に韓国ソウルで開催されたばかりのブロックチェーン・カンファレンス「Deconomy」の前日に友人と思いついたもので、プロジェクトの概要は以下のような内容となっています。

・プロジェクトへアイディアを持ちかけたい人はPTKをまず支払わなければならない
・もしそのアイディアがプロジェクトに採用されればPTKで報酬を得る事が出来る

プラット氏は今回のパロディトークンの発行を通して、現在の市場でもっともらしいプロジェクトを作り上げICOを行うのは簡単だと注意を促しており、発行には半日と40ドル(約4,400円)の費用しかかからなかったことも合わせて伝えています。

パロディートークンで億り人になる方法

PTKは誰でも簡単にトークンを作成できるTokenFactoryで、メタマスク(MEW)”を使い、わずか5分で発行され、実際に「Deconomy」内で広めたり、TelegramやWhatsAppなどでコミュニティが立ち上げられました。その時点で成功を確信したプラット氏は、ホワイトペーパーさえ作りませんでした。

その後、トークンを自由に上場させる事が出来る分散型取引所(DEX)アプリの「Instex」にPTKを上場させ、アカウントを2つ作成し自己売買を繰り返す事で、その価格を3.6兆ドル(約400兆円)にまで上昇させる事に成功しています。

なお、プラット氏の次の目標はコインマーケットキャップにPTKを掲載し、1位にランクインさせビットコインの時価総額の34,500倍の価値にする事だと明かしています。

このように非中央集権とされる仮想通貨の特徴を上手く利用したプラット氏ですが、詐欺的なICOが2017年の仮想通貨バブル時に蔓延していた事は間違いありません。

各国の規制がどこまで機能する事ができるのか、また投資家の資産を保護できるのか、プラット氏のPTK共々、今後の動向に注目が集まります。

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