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最大のポンジスキーム「PlusToken」の巨大な売り圧は今後2ヶ月は続く可能性、さらなる暴落を警戒

今年の仮想通貨市場の暴落を引き起こしたと言われている要因の一つに、過去最大の仮想通貨ポンジスキーム「PlusToken」の首謀者らによる巨額なビットコイン(BTC)の売却が挙げられています。アナリストによればこの売り圧は今後最大2ヶ月は続くと分析しています。

下火相場はPlusTokenによる売り圧?

ビットコインは2019年6月に14,000ドル(約153万円)をタッチし、11月には6,500ドル(約71万円)にまで下落、28日未明には7,500ドル(約82万円)台へ高騰するものの引き続き油断できない状況となっています。

仮想通貨市場の分析を行っているErgo氏はツイッター上で今年の下げ要因に80万人以上の被害者を出したポンジスキーム「PlusToken」によるビットコインの巨額な売却を指摘しています。

PlusTokenは高配当を謳ったウォレットサービスで、合計20万BTC(約1,638億円)を集めたと言われています。Ergo氏によればこの概算は正しく、市場への影響はしばらく続くと述べています。

なお8月17日にも首謀者のウォレットから22,923BTCが移動し、ビットコインの価格は下落していました。

1日1300BTCの売却が最大2ヶ月続く予想

Ergo氏はこれまでPlusTokenの分析を行った結果、首謀者のものと思われる3つのアドレスを特定しました。このアドレスには追跡を困難にするミッシングサービス「Wasabi Mixer」が使われてることが分かっています。

なお3つのウォレットにはいまだ58,000BTCが残っており、試算では8月以降毎日1,300BTCが売却されていると指摘しています。そのためこの売り圧は今後1.5~2ヶ月続く可能性が高いと予想しています。

中国のアナリストDovey Wan氏もErgo氏の分析に同意しています。今年の4月からの上昇はPlusTokenへの入金によるものとし「利用者のビットコインの購入が進んだためだ」とPlusTokenの動向と価格の上下に相関性が見られると指摘しています。

一方Tone Vays氏など海外の著名アナリストはこれらの意見に反論しており、下火相場の原因はバブル以降仮想通貨市場に新たな資金流入がこの2年間見られないことや、不安定な市場がさらに衰退しているためだと冷静な分析を寄せています。

いずれにせよ総合的なものが原因だと考えられますが、12~1月は大きな値動きがある傾向が多いため一層の警戒が必要だと言えます。