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米から拠点を移した仮想通貨取引所ポロニエックス、ロシア語のサポートを追加

仮想通貨取引所Poloniex(ポロニエックス)がプラットフォームにロシア語をサポートする発表しました。ポロニエックスと言えば以前は米国を拠点としていましたが、米居住ユーザーの取引を停止し世界各国へ拡大する動きを見せています。

ポロニエックス、ロシア語を追加

2月13日、仮想通貨取引所ポロニエックスの公式ブログにて、ロシア人ユーザー向けにロシア語のサポートをスタートすることを発表しました。

なお現時点では、プラットフォームのサインアップページ・仮想通貨取引・証拠金取引・レンディングと一部分がロシア語で翻訳されているものの、プライバシーポリシー・ユーザー契約画面・手数料など重要な規約の部分は英語のままとなっています。

これに対し、現在提示されているロシア語はプラットフォームのごく一部を翻訳しただけの出発点に過ぎず、今後数週間で新たなページをロシア語に翻訳、数ヶ月でWebやモバイルアプリ共に完全なローカライズバージョンを提供する予定だとしています。

ポロニエックスと言えばBittrexと共に仮想通貨市場の黎明期をけん引していましたが、その後Binance(バイナンス)の台頭や市場の下火などによりその座を奪われていました。

また2019年11月には、米国の規制の不透明さを理由に米ユーザーの利用を停止させ、セーシェル共和国に拠点を移し世界各国へサービス拡大を図っていました。

迷走が続く?ポロニエックス

ポロニエックスは2018年に米サークル社によって4億ドル(約440億円)で買収され傘下に収まっていましたが、2019年10月に離脱しています。その後、Polo Digital Assetsを立ち上げ、アジア地域をターゲットにした仮想通貨取引所Pwang.comをローンチ。また、各国で強まる規制に反するかのように、ポロニエックスでKYC不要でも1万ドル(約110万円)を上限とする出金を可能にしていました。

しかしながら米国市場離脱からの一連の流れは奮わず、CryptoCompareの仮想通貨取引所ベンチマークランキングでは、アクションと市場品質低下などの理由により2019年第4四半期のトップ10から外れています。

一方ロシアでは仮想通貨への規制がいまだ不確実性が強いため、ポロニエックスはユーザーを取り込もうと今回のロシア向けローカライゼーションを画策した可能性が高いと予想されます。

年々、各国で規制整備が進みつつある中で、ポロニエックスのグローバル展開は成功し再び覇権を握れるのか。今後の采配に注目が集まります。