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フィリピン証券取引委員会、1日1000ドル以上稼げると謳うポンジスキームに対し警告

フィリピンの証券取引委員会(SEC)が同国やオーストラリアおよび欧州で広まっている仮想通貨で投資をすれば1日に高利益を得れると謳うポンジスキーム「Bitcoin Revolution」に対し、警告を発しています。

コロナで再びポンジが流行か?

ビットコイン(BTC)などで投資をすればたった1日でハイリターンな収入を獲得できるとするポンジスキームが、新型コロナウィルスの感染拡大で生活に不安を感じる人々の間で再び流行を見せています。

今回、フィリピン証券取引委員会(SEC)が詐欺であると警告した「Bitcoin Revolution」は、自社が開発した99%を超える非常に高い成功率で利益を生み出す仮想通貨の自動取引ソフトウェアを使えば61日以内に簡単に億万長者になれると謳ったものになっています。

たった250ドル(約27,000円)を最初に投資してしまえば、自動取引ソフトウェアで1日当たり最大1,000ドル(約108,000円)または300%、1ヶ月で計9000%ものリターンを得れるとして、シンガポールだけでなく欧州・オーストラリア・南アフリカ・アラブなどで流行していました。

21年以下の懲役か10万ドルの罰金

フィリピンSECは「あらゆる詐欺と同様にBitcoin Revolutionに自身の資産をつぎ込んだ者は、2度とそのお金を目にすることは無いだろう」と述べ、オンラインでの投資機会を探す際には、新型コロナウィルスの世界的な流行の間に詐欺が増えていることに注意してほしいと国民へ注意喚起しています。

またBitcoin Revolutionが「フィリピンの証券法に違反しており、未登録証券を投資契約の形で公開している。」と主張し、SECに企業としての登録は無く、フィリピン中央銀行からもデジタル資産を扱うライセンスを受けていないことを強調しました。

そのためオンライン含むBitcoin Revolutionの販売員・ブローカー・ディーラー・エージェントとして勧誘などの行為を行った者は、SECの制裁と共に最大で21年の懲役または10万ドル(約1084万円)以下の罰金に科されると警告しています。

ポンジスキームの手法に著名人を悪用するケースが目立っています。今回のBitcoin Revolutionも、マイクロソフトの創設者ビル・ゲイツ氏やグーグルの元CEOであるエリック・シュミット氏、Virgin Groupの創設者リチャード・ブランソン氏があたかも推薦しているようにみせかけたプロモーションビデオを作成し勧誘を行っていました。