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ポップカルチャーから見る仮想通貨のイメージは?間違った印象が蔓延か

2017年の仮想通貨バブル以降、TV番組・映画・本など仮想通貨を題材にしたポップカルチャーが見られるようになりました。しかしどれも良いイメージはなく詐欺的な扱いが強くなっており、一般の人々に誤った印象を与えてい流のが現状です。

ヒット作にも仮想通貨

2019年にNetflixで配信されヒット作となった映画「A Christmas Prince:The Royal Wedding(邦題:クリスマスプリンス・ロイヤルウェディング)」は、架空の国アルドヴィアを舞台に、その国を旅するジャーナリストであるアンバーの生涯を追ったものとなっています。

2017年に公開された「A Christmas Prince」の続編となっていますが、アルドヴィアは経済危機に直面しており、アンバーの結婚相手である王子は地元にインフラを提供するプロジェクトチームを発足しました。

その中で悪役とされる王子の顧問が、国が経済危機から脱出する方法として新しい仮想通貨への投資を勧めています。

このように、一般のメディアにも仮想通貨というワードが出てくるようになり人々の関心を集めていますが、詐欺的な扱いや事件などで使用されることが多いのが現状です。

マイナスイメージからの脱却

これらは仮想通貨業界から見れば求めてるビットコイン(BTC)やアルトコインのイメージとはほど遠いものになっています。また一般の人々に仮想通貨の悪いイメージを植え付け、ますます遠ざける要因にもなります。

海外でもビットコインなどの仮想通貨が映画やTV番組に出演したのはこれが初めてではありません。人気番組「ビッグバン・セオリー」では、1話通じてビットコインをテーマに放送しました。

また「シンプソンズ」や「Mr.Robot」、「Grey’s Anatomy」などでも、断片的にではあるものの物語のポイントにビットコインが出てきています。2019年4月にはハリウッド映画「CRYPTO」が公開され、日本でも芥川賞受賞作ニムロッドが話題となったのも記憶に新しいでしょう。

しかし作品の多くが本来仮想通貨の持っている性質とはかけ離れています。あまり気にすることではないのかもしれませんが、間違ったイメージが先行して拡がる事に対して、一部業界関係者は複雑な思いを抱えているようです。

現在、中国のデジタル元など法定通貨のデジタル化が話題となっていますが、実現すれば再びテーマとして扱った作品が増えるかもしれません。