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米仮想通貨企業がポルトガルに拠点を構える理由とは?

サンフランシスコに拠点を構えている企業アンカレッジは、分散型システムの発展度合いや仮想通貨取引の税制面などを考慮し、ボルトガルでの採用活動に注力しています。

米仮想通貨企業がポルトガルに拠点を構える理由とは?

アンカレッジは顧客の仮想通貨の保管を担うカストディサービスなどを手がける企業です。米国に拠点を構えているにも関わらず、ここ最近ではポルトガルでの採用活動、事業拡大に注力しています。社長兼共同創設者であるDiogo Monica氏は、こうした動きを取る理由について以下のように見解を示しましt。

「私たちが考えるに、ポルトガルのエンジニアリングはとても優れています。新興テクノロジーに対して、誰もが前のめりに取り組んでいるからです。実際に、ポルトガルには世界でも有数の分散型テクノロジー開発チームが数多く存在します。ブロックチェーンに関することであれば、他国に引けを取らないでしょう。」

アンカレッジはポルトガルにて、既に13人の従業員や技術アドバイザーを雇用しています。加えて、獲得した人材の多くがソフトウェア開発を担っている状態です。新型コロナウィルスが終息し、ソーシャルディスタンスを気にせず暮らせるようになった頃には、ポルト市にオフィスを構える予定であることも明かされました。Monica氏によれば、同氏の会社は昨年で50%もの大幅な成長を遂げています。

米国と比較し税制面で優位性も

また、Monica氏は課税面での優位性があることについても見解を示しました。ポルトガルでは仮想通貨取引や関連事業が税制面で優遇されており、これが取引の活発化や企業誘致を促し、さらに多くの投資家が仮想通貨を購入することを容易にすると考えているようです。

「米国と比較した場合、キャピタルゲインがないことは最大の利点の1つです。トレーダーがポルトガルに活動の拠点を移すことや、資金調達が行われる様子をこれまでにも数多く見てきました。サンフランシスコでアプローチできる人材とは異なる種類の才能がありますし、国としても仮想通貨に対して好意的かつ積極的な取り組みを見せています。これらを考慮すると、仮想通貨関連の事業を行うために、ポルトガルはベストな選択肢の1つと言えるのです。13人もの人材を雇用し、オフィスまで構えようとする背景には、こうした理由があるのです。」