取引所トークンとは?取引所トークンについてのあれこれを解説
ところで取引所トークンとは?
取引所トークンとは、仮想通貨取引所が発行する独自の仮想通貨(トークン)のことです。取引所トークンの呼び方は、独自トークン・独自通貨・独自コイン・取引所通貨・取引所コイン・ネイティブコインなど様々あります。
取引所によっては、保有しているだけで配当金が得られたり、取引所の手数料が安くなったり、その取引所が注目されることで取引所トークンの価格が高騰することもあります。最近では世界的にも有名な取引所Binance(バイナンス)が発行している取引所トークンBNBの高騰により、取引所トークンに興味を持たれている方が増えているように感じます。実際に取引所トークンを持つことでどんなメリットやデメリットがあるか気になる方も多いのではないでしょうか?
取引所トークンのメリット・デメリットが知りたい!
メリット
その①手数料が安い!
取引所トークン一番のメリットとして挙げられるのが「取引手数料」が安くなるという点です。どの取引所でも仮想通貨取引の際に取引手数料がかかってしまいますが、この手数料を取引所トークンで支払うと、手数料が安くなります。
この仕組みを最初に取り入れた取引所Binance(バイナンス)を例にすると、通常取引の際に必ずかかる0.1%の取引手数料をBNB(バイナンスコイン)で支払うことで取引手数料が半額の0.05%となります。
その②配当金がもらえる!?
取引所トークンを発行している取引所の中には、取引所トークンを保有しているユーザーへ取引所の収益の一部を配当として分配しているところもあります。
例えば、KuCoinの取引所トークンKCSを保有している場合、手数料収益のうち50%をKCSの保有量に応じて配当として受け取ることができます。
その③取引所運営の参加権が得られる!
取引所が発行している取引所トークンを保有していると、その取引所での「新規上場通貨の投票権」がもらえるなど、取引所を運営する上での重要な決定にも関われる権利が与えられます。投票権は、保有している取引所トークンに比例して大きくなっている場合が多いので、取引所トークンを多く保有している場合の影響力も大きくなるとといことです。
デメリット
その①取引所の停止・閉鎖により価値がなくなる?
取引所トークンについて、仮想通貨取引所が発行する独自の通貨ということを説明してきましたが、「もし発行元の取引所が停止・閉鎖した場合、取引所トークンはどうなるの?」という疑問が出てくることでしょう。
まず発行元の取引所が「停止」した場合、ほぼ確実と言っていいほど通貨の価格は下がることが考えられます。また、「閉鎖」した場合は、取引所トークンの価値自体がなくなるのです。
その②ハッキングで無くなる恐れがある?
これは取引所トークンに限定した話ではありませんが、仮想通貨である以上ハッキングリスクを100%回避することは難しいと言えます。しかし仮想通貨を保有している皆さんが、正しい知識を持って正しく保管することでハッキング被害にあうことを防ぐことが可能です。最近の事例では、もし万が一ハッキング被害にあった場合でも取引所側が補償をするといったニュースもありますので利用する取引所の社会的信頼性を把握していくことも必要になります。
2019年最新おすすめ取引所トークンの一覧
では実際に今注目を浴びている取引所トークンを発行している取引所はどこなのでしょうか? 2019年現在のおすすめ取引所トークンの一覧をご覧ください。
①【BNBトークン】BNBトークンとは?チャート・使い方・買い方までわかりやすく徹底解説!
BNBトークンとは、世界的に有名な仮想通貨取引所Binance(バイナンス)が発行している取引所トークンです。バイナンスのBNBトークンは、ここ最近では急激に価格を伸ばし、仮想通貨全体の時価総額でも7位にランクインしています。この記事ではBNBトークンの使い方・買い方をわかりやすく解説しています。

②【XEXトークン】還元率最大130%のCROSS exchangeのXEXとは?バーン・配当・今後の価格予想まで徹底解説!
XEX(ゼックス)とは、アゼルバイジャンに拠点を置き、独自のマイニングサービスを提供しているCROSSexchangeが発行する取引所トークンです。この記事では、XEXの基本情報から配当報酬などXEX独自の特徴やメリットをBinance(バイナンス)が発行するBNBトークンと比較しながら紹介しています。

③【KCSトークン】KuCoin(クーコイン)のKCSトークンとは?配当・割引・価格予想まで気になる点を総まとめ!
KCSとは、400種類以上の取引ペアが利用できる海外取引所KuCoin(クーコイン)が発行する取引所トークンです。そんなKCSは取引所の利益を配当として受け取れることで話題を集めてきました。この記事では、KCSの概要や特徴をホワイトペーパーの情報に沿って紹介しています。

④【HTトークン】Huobi Token (フォビトークン/ HT) とは?概要・メリット・購入できる取引所まで徹底解説!
HuobiToken(HT)とは、世界130カ国以上で事業を展開する仮想通貨取引所Huobiが発行する取引所トークンです。この記事ではHuobiToken(HT)の発行枚数や利用プラットフォームなどの基本情報を紹介し、どのような特徴やメリットがあるのかをわかりやすく解説しています。

⑤【OKBトークン】OKBトークンとは?特徴・配当・今後の価格予想までわかりやすく丁寧に解説!
OKBトークンとは、アジア発の取引所として有名な仮想通貨取引所OKExが発行する取引所トークンです。売買益だけではなく、保有しているだけでも報酬が得られるため、購入を検討している方も多いでしょう。この記事では、OKBトークンの特徴や配当制度など皆さんが気になる点を中心にわかりやすく解説しています。

⑥【QASHトークン】QASH(キャッシュ)とは?概要・購入できる取引所・今後の価格予想まで徹底解説!
QASH(キャッシュ)とは、国内取引所Liquid(リキッド)を運営するQUOINE株式会社が発行する取引所トークンです。Liquidは高い流動性を持った取引所をコンセプトに世界中の取引所を結びつけるシステムの構築を行っています。この記事では、QASHの基本情報から特徴、購入方法までわかりやすく解説しています。

⑦【BXAトークン】BXAトークンとは?特徴やメリット・購入できる取引所・今後の価格予想まで詳しく解説!
BXAトークンとは、韓国でも最大手の取引所Bithumb(ビッサム)が発行している取引所トークンです。親会社のBlockchain Exchange Allianceのミューヨーク証券取引所への上場計画なども明らかになっており、大きな注目を集めています。この記事では、ホワイトペーパーの情報を基にBXAトークンの特徴やメリット、購入方法を解説しています。

全ての取引所トークンの購入場所を大公開!日本在住者では買えないものも・・・?
金融庁より昨年2018年4月に改正資金決済法等が施行され、仮想通貨交換業者に対して登録制を導入したことを皮切りに、国外取引所での日本在住者向けサービスが相次いで停止されたと言われていますが、取引所トークンを発行している取引所はBinance(バイナンス)を始め、国外取引所のみとなっています。
「それでは一体どこで取引所トークンを買えばいいの?」と思うかたも多いかもしれません。
そこで今回紹介した取引所トークンを日本在住者でも購入できる取引所をまとめてみました!
取引所トークン購入場所まとめ(日本在住者向け)
トークン名 | 購入可能取引所 | 公式URL |
BNB | BINANCE | 公式HP |
XEX | CROSSexchange | 公式HP |
KCS | BitMax | 公式HP |
HT | BitMax | 公式HP |
OKB | OKEx | 公式HP |
BitMax | 公式HP | |
QASH | Liquid by QUOINE | 公式HP |
BXA | Bithumb Global | 公式HP |
BitMax | 公式HP |
取引所トークンまとめ
取引所トークンを保有することで配当金をもらえたり、取引手数料が安くなったりと、お得な情報が盛りだくさんでしたね。
今回おすすめした取引所トークンは日本在住者でも簡単に購入が可能となっています。取引所トークンのメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、正しい知識を持って参加してみてください。
【各種開設取引所マニュアル】




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