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リップルの共同設立者ジェド・マケーレブ氏、自身のXRP大量売却は価格に影響を与えないと主張

リップル(XRP)の共同設立者であるJed McCaleb(ジェド・マケーレブ)氏によるリップルの大量売却が話題となっています。リップルは人気の仮想通貨ではあるものの長い間価格に大きな上昇は無く、ホルダーからはマケーレブ氏の売却行為に不満の声が上がっています。一方、市場を分析するホエールアラートによれば価格に影響はないとされています。

2014~19年で10億XRP以上を売却

サンフランシスコに拠点を構える仮想通貨ステラ(XLM)の最高技術責任者(CTO)であるジェド・マケーレブ氏と言えば、2013年までリップル社の共同設立者を務めていました。

創業メンバー間で保有している200億XRPのうち、95億XRPがマケーレブ氏へと分配されています。

2014年マケーレブ氏が95億XRPを売却する意向を発表した際には、リップル社は市場に大きな混乱を与える事を避けるため7年間の制限付きでXRPを売却する契約を結んでいました。

市場の資金の流れなどを分析しているホエールアラートのブログによれば、マケーレブ氏は2014~2019年の間に10億5000万XRPを売却していたことが分かっています。一方、マケーレブ氏が現在保有している残りの資産は47億XRPであるとも報告しています。

売り圧にはならず市場価格には影響を与えていない?

通常通りであれば今年が7年目となり、マケーレブ氏のXRP売却に対する制限が解かれることになりますが、2016年の契約修正により制限は2023年までとの指摘もなされています。

ホエールアラートによれば「1日当たりのXRP総取引量と比較しても、マケーレブ氏の売却はさほど重要な影響を与えている額には至っていない」と結論付けています。

しかし、6年目には10億XRP、7年目には20億XRPが売却できる契約となっており、投資家にとって心理的に与える影響が全くないとは言えません。実際にマケーレブ氏が2014年に売却を発表した際には-40%の暴落を起こしていました。

なお1日の売却上限は、取引高の1.5%となっていますが、ホエールアラートは他の創業者メンバーが保有する数十億のXRPに対しても「将来期限が切れるだろう」と述べ、更なる売り圧を示唆しています。

マケーレブ氏はコインテレグラフのインタビューの中で、自身の売却は他のクジラと比較してさほど重要ではないと述べ、これからも売却に関する方針は変わらないと付け加えています。

アルトシーズンの資金循環により、リップルも上昇を見せています。企業や銀行など大口の資金がXRPを購入すれば重たい値動きを解消することが予想されるため、今後のリップル社の動向に期待がかかっています。