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なぜRipple Netの参加企業はxRapidではなくxCurrentを使うのか?

英語圏のソーシャルブックマークサイトReddit内にて、ユーザーのBlur93リップルXRP)に関するスレッドを立てました。スレッド名は「なぜRipple Netに参加している企業の多くはより優れているxRapidではなくxCurrentを使用しているのか」です。現在同スレッドでは、Rippleユーザーからの説明を含めた多くの議論が交わされています。

リップルの顧客がxCurrentを使う理由

「xCurrent」とは、銀行間における国際送金の即時決済を可能にするソリューションで、リアルタイムによるメッセージで取引内容や着金の確認のやり取りを確認する事ができます。

「xRapid」は、国際送金時にこれまで必要だったノストロ口座(決済口座)などの中継プロセスを省き、現地通貨の管理にかかっていた流動性コストを削減します。また、その際にブリッジ通貨として実際にXRPを用いるため、市場価格にも影響を与えると言われています。

RedditユーザーのBlur93は、上記のような背景があるにも関わらず、なぜリップル社の顧客はより優れている「xRapid」ではなく「xCurrent」を使い続けているのかに疑問を持ち、今回のスレッドを建てたようです。

リップル社の銀行部門グローバル責任者であるマージャン・デラティン(Marjan Delatinne)氏は昨年12月、銀行が「xCurrent」から「xRapid」へ移行するには時間がかかるとして次の様に説明しています。

「銀行でのデジタル資産に関する規制の枠組みがまだ明確では無いため、xRapidを使用している銀行はありません。しかし、決済サービスプロバイダーや一部の金融機関がこのような義務にあまり準拠していないのも事実です」

リップル社の戦略は?

また、この質問に対し、昨年リップル社の最高技術責任者ディビッド・シュワーツ(David Schwartz)氏が語った「xRapid」の採用を促進させるための長期戦略が紹介されています。

シュワーツ氏によれば、現在XRPはごく一部の決済しかできない点が問題となっており、銀行で使用される新しいシステムを承認し展開していく必要があると述べました。また、新しいシステムである「xRapid」が金融機関に採用されるにつれ、XRPも多くの支払い場面において使用されるようになると主張しています。

次の戦略として、支払いシステムはすでに準備ができているため、高いコストを払い決済を行なっている企業に向けてXRPの流動性を奨励すれば、さらに多くの支払い時にXRPがブリッジ通貨として使われ決済されるようになるとし、この過程でXRPを使用した方が節約できると気付いた企業やトレーダーがさらにXRPを保有したいと思うようになると説明していました。

銀行の規制によって時間はかかっているものの、リップル社はその間確実に「Ripple Net」の拡大を進めているようです。次の戦略が良い結果を出すことで、市場全体へプラスの影響が出ることが期待されます。

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