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SBIレミットら、リップルネットを活用した送金サービスが日本とベトナム間で開始、XRPは使用されるのか?

SBIリップルアジアとSBIレミットが、日本とベトナム間で国際送金サービスを開始したことを発表しました。これはベトナムの大手銀行「TP Bank」の協力により実現したもので、送金には「Ripple Net(リップルネット)」が利用されます。

日本とベトナム間でリップルネット活用

11月15日、電子決済代行業「SBIリップルアジア」と国際送金サービス事業「SBIレミット」が日本とベトナム間で、法定通貨での送金サービスを開始したことをプレスリリースにて発表しました。

この送金サービスにはリップル社のリップルネットが利用されており、ベトナムの大手商業銀行「TP Bank(TienPhong Commercial Joint Stock Bank)」との提携で実行されます。

日本に滞在するベトナム人は過去5年間で5倍の約33万835人にまで増加しており、今後も増加が見込まれる予定です。分散台帳技術リップルネットを活用すれば、滞在するベトナム人にリアルタイムかつ最低水準の手数料で送金サービスの提供が可能となります。

なお、日本とベトナム間での分散台帳技術の実装は今回が初の事例となります。

仮想通貨XRPは使われるのか?

SBIは2009年からTP Bankへ19.9%の出資を行っていました。SBIグループの北尾吉孝代表によればベトナム市場は世界でも最も魅力的な市場の1つであるとし、リップルネット採用によって競合他社とさらなる差別化が図れると自信をのぞかせています。

また今回、リップル(XRP)を利用する国際送金システム「ODL(On-Demand Liquidity/旧xRapid)」の実装ではないものの、「将来的には暗号資産を用いた送金サービスも開発しリリースしていきたい」と述べており、規制などが明確となれば利用される可能性は非常に高いと言えます。

北尾氏は10日に開催された「XRP Meetup Japan」でも動画でゲスト出演しており、SBIレミットにて日本におけるアジアの出稼ぎ労働者に注目していると発言。XRPを使った送金をベトナムやタイを対象に始めたいとの考えを示していました。

その中で今回のベトナムTP Bankとタイのサイアム商業銀行と協力していくことを明らかにしています。また今後は国内においても、ゲーム会社・スポーツチケット購入・スタジアム決済と言った場面でXRPを使えるようにしたいとの構想を打ち明けていました。