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ロジャー・バーがBCHの送金が高速で完了する動画を投稿|ライトニングネットワーク支持派から批判の声が

ビットコインキャッシュ(BCH)を支持するロジャー・バー氏はBCHが15秒以内に取引が完了したとする動画を自身のツイッターに投稿しました。これによりビットコイン(BTC)のライトニングネットワーク支持派からは「嘘つき」であるとの批判が相次いでいます。

ロジャー・バーが投稿した動画が物議を醸す

現在もビットコイン(BTC)派とビットコインキャッシュ(BCH)派による論争が続いています。

ビットコインはスケーラビリティによる問題解決のため手数料を抑えたまま少額の出金を実現する技術「ライトニングネットワーク(Lightning Network)」の実装を目指しています。

一方、BCHは高速かつ安い手数料で取引を実現できるとして日常決済に適しているとし本物のBTCとして普及すると主張しています。

その最中、BCHを支持するロジャーバー氏はツイッターで「Bitcoin Cash is Lightning fast(BCHは非常に高速です。)」とつぶやき15秒以内に取引が完了した動画を投稿しました。

動画を観たライトニングネットワークを支持するBTC派からは「この取引はウソである。」と批判する返信が相次ぐ結果となりました。

しかしバー氏の主張は嘘と決めつける事はできません。BCHにはマイナーによる承認が終わらずとも取引が承認されたとするゼロ確認取引機能が奨励されています。

またセグウィットやユーザーが送金時にトランザクションが取り込まれる前にさらに高い手数料を払えば承認を優先してくれるReplace-by-Fee(RBF)機能も実装されています。

決済においてどちらが優れているのか

先日、カナダのビットコインATMにて数百万ドル分のBTCが盗難される事件が起きました。RBFの発明者Peter Todd氏によれば「十分なセキュリティ対策を設置せずゼロ確認取引を受け入れるのはレジ係を雇わず高い商品を売っている店と同じだ。」と指摘しています。

このような交換メカニズムの欠如はBCHの奨励するゼロ確認トランザクションに高度な安全性を与えるものになります。

しかしゼロ確認取引が標準でありBTCのネットワークで充分な活動が行われていれば少数の悪質なマイナーがBCHネットワークに混乱を巻き起こす可能性も指摘されています。

BCHはBTCマイナーがサポートしていないアルゴリズムを採用する事でこの脅威を回避していますが、採掘にあたりかなりのコストを要します。またBTCとBCH共にブロックを生成するのにかかる時間は10分とされていますがこれでは対面取引に長い時間がかかると指摘されています。

ライトニングネットワークを実装することでさらなる普及を目指すBTCと再編成によりハードフォークを繰り返すBCHですが、今の所知名度や期待度共にBTCに分があると言えるでしょう。

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