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ロシアで仮想通貨取引所と宗教サイトへのアクセスが増加、新型コロナウィルスの影響で

歯止めがかからない新型コロナウィルスの感染拡大によって世界の人々が外出自粛を迫られるなかで、ロシアでは仮想通貨取引所のトラフィック数が5.56%増加したことが分かりました。また宗教に関するサイトも急増している一方、ブックメーカーのアクセス数は減少しています。

仮想通貨アクセス5.56%増|ロシア

ロシアではプーチン大統領が新型コロナウィルスによる対策として、国民に3月28日~4月5日まで有給休暇と称して原則外出禁止とする措置を取っていました。しかし感染者は急増したため、有給休暇を4月30日まで延長すると発表しています。

同国通信社RBCは4月13日、DDoS攻撃を専門とするサイバーセキュリティ企業Qrator Labsの調査結果を紹介し、3月最後の週の国内での仮想通貨取引所へのアクセスが、2月平均と比較して5.56%も増加したと報告しています。

また外国為替サービスへのアクセスも3.13%増加しており、Qrator Labsではこれらの結果がロシア人の外国為替市場への関心が高まっているためと説明しています。

他にも、海賊版動画サイトも2月平均より5.32%増えたほか、宗教のサイトへのアクセスも23%増加し昨年同時期よりも30%増えていることが分かっています。

これは感染予防のため教会に出席できず、オンライン礼拝に参加したためと見られており、人々の生活に変化が生じています。

ブックメーカーは減少、DDos攻撃リスク高まる

仮想通貨取引所へのトラフィック数が増える一方で、ブックメーカーなどスポーツ賭博への関心は薄れ4.92%の減少となりました。

しかし両者ともにDDos攻撃が増加傾向にありQrator Labsは注意を促しています。仮想通貨取引所へのDDos攻撃は486%増加し、ブックメーカーに対しても2月平均と比較して3月はほぼ3倍になっていることが明らかになっています。

決済システムも同様に100%増加しており、eコマース市場では過去2ヶ月間でオンラインストアへのDDos攻撃が183%も急増していると報告しました。

またオンライン学習サービスへのサイバー攻撃も4倍になっていますが、これはオンライン形式で授業に参加したくない生徒によるものだと説明しています。

グーグルのトレンド検索データによると3月にビットコイン(BTC)への購入と関心が2019年7月以来、最高水準となる高まりを見せていたことも分かっており、今回のロシアでの仮想通貨取引所へのトラフィック急増はこれを裏付ける形となりました。