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ビットコインは政府を荒廃させることで大混乱を引き起こせる、ロシア上級幹部が見解を示す

CCNが報じたところでは、ビットコインBTC)は大量の資金のオフショアリングを促進することができ、それによってロシア政府を荒廃させる可能性があるようです。ロシア下院の経済政策に関する州政府委員会の副委員長であるNikolay Arefyev氏が、5月20日の記者会見でこれを警告しています。

私たちはロシアからの資金流出を望まない

Arefyev氏は、仮想通貨によるロシアからの資金流出によって、国が滅ぼされる可能性について具体的な警告をしています。なぜなら、それはオフショア口座(税制優遇された地域の口座)への大量の資金流出につながる可能性があるからです。

「仮想通貨がうまく発展すれば、ロシアの既存の金融システムはすべてなくなります。これまでの努力もすべてがゼロになるでしょう。そして、ロシア政府は終焉を迎えます。国家による支配を受けないために、仮想通貨が作られたからです」

これと合わせてArefyev氏は、1994年から今までに、ロシアの年間の国家予算の約半分に登る資金が海外へ流出したことを述べています。

ビットコインの目的は脱税

Arefyev氏は、裕福な資産家や投資家が海外のオフショア口座に資金を移し脱税をするためにビットコインが作られたと述べています。また、仮想通貨の投機的な側面を指摘したうえで、既存の金融システムとの統合は難しく、仮想通貨のすべてを禁止することが最善策であることを主張しています。

これはアメリカの民主党議員である、Brad Sherman氏が提案した内容と同じです。Sherman氏は過去に下記のような意見を述べています。

「アメリカ人による仮想通貨の購入を非合法化する法案を提出するために、同僚たちが協力してくれることを期待しています。(中略)私たちの国際的な価値基準の大部分は、アメリカドルが標準単位であるという事実からきています。仮想通貨を支持する人の真の目的は、その力を私たちから奪うことです」

プーチン大統領「ビットコインは犯罪の磁石」

現在仮想通貨はロシアで規制されていません。しかし、CCNの報告により、ビットコイン懐疑派として知られるプーチン大統領は、2019年7月1日までに仮想通貨を規制する方針であることが明らかになっています。

これらの規制は、アメリカからの経済制裁に苦しむロシアのデジタル経済を促進するために行われるものです。プーチン大統領は規制に関して、ビットコインが犯罪に利用されることをリスクとして挙げています。

「刑事事件、脱税、テロ資金調達、新しい詐欺スキームの資金洗浄などが、ビットコインのリスクに含まれています」

この発言に倣うように、ロシアの中央銀行もビットコインはピラミッドスキーム(ネズミ構のようなもの)であると見解を示しました。

国会関係者「ロシアは今後30年間仮想通貨を使用しない」

ロシアの国会関係者Elina Sidorenko氏は、仮想通貨は少なくとも今後30年間ロシアでは使われないだろうとコメントしています。

CCNによると、Sidorenko氏はロシア政府がアメリカの経済制裁の対応策として、ビットコインを購入する計画があった噂を完全に否定しています。そのうえで、「私たちは現在の金融システムと仮想通貨を結びつける準備ができていません。そしてこの考え方は、今後30年間ロシアでは仮想通貨が使われない可能性を示しています」と述べています。

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