今日の情報が、明日の君をつくる。

ロシア政府:リブラの売買は禁止しない一方で、決済での使用は違法とする方向

ロシアの副財務大臣Alexey Moiseev氏によれば、「Facebook(フェイスブック)」が2020年にローンチする仮想通貨リブラの売買は禁止され、特別対処するための新しい規制を導入するつもりもないとの方針を明らかにしました。しかし、決済などの利用については他の仮想通貨同様、違法と見なされる可能性は高いことが予想されます。

リブラだけを特別に禁止する予定はなし

ロシアの報道機関InterfaxによるとAlexey Moiseev副財務大臣は、フェイスブックが発表した仮想通貨「リブラ」について特別に規則を設けず、誰もそれを禁止するつもりはないとの見解を示しています。しかしその一方で、ロシアは仮想通貨を外貨として見なしており同様の扱いをすると明言しています。

これは、昨年5月に可決された「仮想通貨を決済として利用する事を禁止する」とした法案によるものです。そのため売買や保有は合法であるとしたものの、商品やサービス利用時に決済手段として使用するのは違法となっており、リベラもこれに遵守する形となります。

これらを踏まえたうえで、ロシアの法定通貨はルーブルであり、全ての決済はその中で行われるべきと強調しました。

また、ICOについても、多くの企業から合法的に実施が可能な時期について尋ねられていると明かし、今後間違いなく許可され規制される事になると伝えています。

ロシアでは続々と仮想通貨の規制が採択される予定

Tass通信が発表したレポートによるとMoiseev副財務大臣は、下院議会でデジタル金融資産(DFA)に関する法案が今後2週間以内に採択されると予想しています。

また報道機関RNSは、Moiseev副財務大臣やロシア連邦保安庁(FSB)、中央銀行らが参加し仮想通貨に関連した会議が行われたと伝えています。

同会議において仮想通貨や関連する活動に対する課税については議論されなかったものの、全てのものと同様に規制されるべきとの方向性で検討していると報道しています。

この三者会議の中では、仮想通貨の禁止から合法まで様々な範囲においての議論が交わされており、依然として売買は合法であるものの決済時の使用については違法と見なし制限するとした方向性が話し合われていました。

一方、FATF(金融活動作業部会)はロシアに対し、2019年末までに仮想通貨の流動に関連した法案を採択すべきであるとの勧告も出しており、今後規制が整う事が予想されます。そのためロシアにおいても仮想通貨がますます拡大していくと考えられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です