2月20日に発表がされる可能性のある「Samsung(サムソン)」の新型スマートフォンGalxy10に、仮想通貨ウォレットが搭載されているとの噂が囁かれています。これは24日にTwitter上でリーク画像が出回ったためで、コミュニティの間ではその真偽が注目されています。
Galaxy10の仮想通貨ウォレット搭載画像がネット上にリーク
「もしサムソンの新しいスマートフォンに仮想通貨ウォレットが本当にインストールされているなら、それは全てを変えるでしょう。世界中のブロックチェーン開発者のための門戸を開くかもしれません」
韓国のブロックチェーンコンサルタントであるKim Mi-ra氏はそのように語っています。
事の発端は、24日に新型iphoneなどのリークを行っているBenjamin Geskin氏がTwitter上に新しく発売予定のGalaxy10の画像をリークしたことで、その画像内には「Samsung Blockchain Keystore」の文字が見てとれます。
New #GalaxyS10 live images leak with ‘Samsung Blockchain KeyStore’
(images via @GregiPfister89) pic.twitter.com/g0FipTooe6
— Ben Geskin (@VenyaGeskin1) 2019年1月23日
多くの韓国報道機関はこの画像が本物である可能性が高いと分析し、ニュースサイトNews1は「仮想通貨ウォレットがGalaxy10に搭載されている。サムスンが業界に参入すればブロックチェーンの大幅な普及が見込まれる」と断言していました。
Mi-ra氏も「多くの韓国企業が驚いており、彼らはビジネスと仮想通貨の融合する機械を伺っている」と付け加えています。
イギリスで仮想通貨ウォレットの特許を申請していた事も明らかに
サムソンは昨年末、ブロックチェーンおよび仮想通貨ウォレットの特許を韓国だけでなくイギリスでも申請していた事も明らかになったばかりで、ウォレット機能をSamsung Payの事業に統合する可能性も示唆されています。
今回のリーク画像にはサポート通貨としてイーサリアム(ETH)が記載されていますが、昨年サムソン専門情報共有サイトである「SAMMOBILE」ではビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)もサポートする予定だと報道された際には、サムソン側は即座に否定していました。
以前からブロックチェーン事業に積極的に取り組んでいるため、今回のような報道が出ても自然な事と言えます。スマートフォン業界としては依然、大手企業であり2018年の第2四半期には715万台を販売し、市場シェアの20.9%を占めています。
Galaxy10は現在、積極的な宣伝がされており、パリでは「2月21日」とだけ書かれた広告が街中に掲載されています。サンフランシスコでは2月20日に「ギャラクシーアンパック2019」を開催される予定で、そこで詳細が明らかになる可能性が高いと予測されています。
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