今日の情報が、明日の君をつくる。

コロナウィルスに乗じた仮想通貨詐欺が増加

コロナウィルスに乗じた詐欺が増加傾向にあります。犯人はマスクや医薬品などを購入しようとする消費者から、仮想通貨200万ドル相当を搾取したと伝えられています。

コロナウィルスに乗じた仮想通貨詐欺が増加

コインデスクの報告によれば、ブロックチェーン関連のセキュリティを手がけるAnChain.AIはアジアの法務執行機関などと協力し、違法に仮想通貨を搾取した犯人の追跡を行っています。この報告の中では、ヨーロッパ警察が出したコロナウイルス消費者詐欺通知の文面も掲載されました。

「犯人達はCOVID-19(新型コロナウィルス)が生み出した感染への恐怖や不確実性を巧みに利用し、自分と愛する人の健康を守ろうとする罪のない市民から詐欺を働いています」

大手プラットフォームから外部へ誘導

AnChain.AIでマーケティングディレクターを務めるSteven Yang氏によれば、この詐欺には仮想通貨が使われています。

犯人はAmazonやeBayなどのECサイト・ソーシャルメディアに商品を出品し、それらのプラットフォームから外部へ誘導を試みます。その後、犯人はメッセージングアプリなどを使いマスクや医薬品の料金を仮想通貨で支払わせることで、不当な搾取を行っているようです。

犯人は配送ラベルの印刷も行いますが、これは偽物です。何も届かないか、空箱のみがバイヤーに送り付けられてきます。

これらの仮想通貨の支払いには、USDT(テザー)が90%、ビットコイン(BTC)が5%、イーサリアム(ETH)が2%の割合で利用されているとのことです。またYang氏によれば、犯人は清算前にタンブラーやミキサーなどを介することで資金洗浄し、追跡を逃れようとしています。

アジアから世界へターゲットを拡大

犯人のターゲットは当初アジア地域でした。しかし、現在はターゲットの範囲を世界各国に拡大しています。一方で、これらの資金は最終的にアジアに流れているとAnChainは報告しています。

被害を受けないためにも、メッセージングアプリなどを使い支払いを行うことは避けた方が良いでしょう。INTERPOLのJürgen Stockチーフは、合法的かつ評判が良い会社から購入することを助言しています。