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詐欺に注意!仮想通貨を要求するセクストーションの増加が報告

SophosLabsとCipherTraceの共同リサーチによると、仮想通貨を使ったセクストーション(性的脅迫)が高い成功率と収益率を維持していることが明らかとなりました。

セクストーション詐欺の増加

報告によると、2019年9月1日から2020年1月31日の期間に発生したセクストーションによって犯罪者が得た利益は約50万ドルに登るとのことです。

セクストーションはユーザーに対して保有するコンピューターがハッキングされたことをメールで伝え、アダルトサイトやポルノページの閲覧履歴を基に脅迫を行うという手口で行われます。ほとんどの場合、800ドル相当のビットコイン(BTC)が支払いとして要求されます。

セクストーションを使った詐欺に関しては、より大規模な犯罪組織が背後に控えていると考えられています。

SophosLabsとCipherTraceのリサーチによると、ユーザーから回収した仮想通貨やビットコインは複数の犯罪企業が持つウォレットに分散されているとのことです。SophosLabsはこのウォレットについて、以下のように見解を示しました。

「このセクストーションで利用されたアドレスを特定するのは難しいと考えられます。私たちは328のアドレスが使われていることを確認し、その中で20のアドレスとIPデータの関連性を見つけました。一方で、これらのアドレスはVPN、もしくはTorの出口ノードに接続されていたので、位置情報を特定することはできませんでした」

個人PCからのスパムメールとその高度化

また、これらのウォレットの中には、WallStreetMarket、Hydra Market、FeShopなどのダークウェブと結びつくものもあったとのことです。加えて、その他にも数多く存在するスパムキャンペーンと同じように、ハッキングされた個人のパソコンから行われており、ベトナムが約7%で最大のシェアを持っていたとリサーチでは述べられています。

また、高度なスパムの一部では、フィルタリングを回避するために新たな方法が用いられていることも報告されています。

COVID-19で詐欺が増加傾向に

FBIのデータをによれば、COVID-19に関連した仮想通貨詐欺も増加傾向にあるとのことです。

またこの詐欺では、嘘の慈善団体を立ち上げ寄付を募るなどの手法が用いられています。