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シルクロード2の創設者、わずか64ヶ月の懲役刑の判決

闇サイトとして悪名高い「シルクロード2」を運営していたトーマス・ホワイト氏は、2014年11月の逮捕から約4年である本年の現地時間4月12日に、合計64ヶ月の懲役刑が言い渡されました。闇サイトでは身元が判明しないように、支払い時に仮想通貨が使用されている事でも知られています。

闇サイトの運営者、5年4ヶ月の懲役刑が宣告

「シルクロード2」は、2013年に闇サイトとして有名な「シルクロード」が閉鎖された直後からトーマス・ホワイト氏によって運営されていました。

シルクロード2では、麻薬、偽のIDカードやクレジットカードだけでなく人身売買や自動ポルノに至るまで多岐に渡る商品を販売しており、2014年11月にホワイト氏が逮捕されるまでのわずか1年間程で毎月800万ドル(約8.9億円)もの手数料売上げがあったことが、後の調査で報告されています。

イギリスのリバプール裁判所は、逮捕から約4年経った現地時間の4月12日に、麻薬密売、マネーロンダリング、児童ポルノを作成したなどの罪でホワイト氏へ懲役5年4ヶ月の判決を言い渡しました。

逮捕に至るまでの詳細は極秘とされてきたものの、捜査にあたった英国家犯罪対策庁(NCA)の捜査官Paul Chowles氏によれば、ホワイト氏が複数のコンピューター機器に使用していたパスワードを突破後、そこからホワイト氏のものだとする秘密鍵を発見したことで、事件の立証ができたとされています。

また、2014年の逮捕当時にはホワイト氏が50BTCを所有していた事も明らかとなっています。

罪が軽いとの声も

ホワイト氏は判決が下されるまで逃亡の恐れが無いとして保釈の身となっており、その間「The Cthulhu」と言うハンドルネームでフォーブスやマザーボードなど学術記事の寄稿やプライバシーやセキュリティ専門家として活躍しており、セキュリティ業界でも名が知られる事となります。

このように、逮捕後ではセキュリティについて尽力していたものの、今回の判決では罪が軽いとした声も挙がっています。

最初のシルクロードを運営していたロス・ウルブリヒト氏は、逮捕以降もホワイト氏のような仮釈放などは認められず、連邦裁判所から2回に渡る終身刑を言い渡されていたからです。

さらに、ウルブリヒト氏が運営していたシルクロードでは、児童ポルノなどの取引は禁止されていました。

今回の闇サイトでの判決が、仮想通貨の規制にどのような影響を与えるかは分かりません。しかし、取引の支払いに仮想通貨が使用されていた事は間違いありません。そのため、このニュースが取りざたされることで再度悪いイメージが付く事も懸念されています。

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