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Michael Terpinが仮想通貨盗難で10代の男に訴訟を起こす

Ellis Pinskyは10代という驚くべき若さにも関わらず、仮想通貨詐欺に関与したとして7,000万ドル以上の訴訟に直面しています。この訴訟の原告は、仮想通貨愛好家なら誰もが知っているMichael Terpinです。

Michael Terpinが仮想通貨盗難で10代の男に訴訟を起こす

Terpinは2018年以降、SIMスワッピングによって仮想通貨を搾取され、数百万ドルの損失を被っています。SIMスワッピングとは、ハッカーが第三者のSIMカード制限を勝手に解除しコントロール権を得ることで、仮想通貨を奪う効果的な手法として知られています。SIMスワッピングには大きく分けて2つの方法があります。

1つ目は携帯電話会社の担当者に賄賂を送り、制限を解除する方法です。2つ目は生年月日や社会保障番号などの個人情報をハッキングし、第三者であることを偽って申請を出し、制限を解除するというものです。ハッカーは事前に情報を全て収集しており、申請を受ける担当者は必要な情報が過不足なく揃っているため、疑いもなくこの制限を解除することになります。

7,140万ドルの訴訟

Terpinが起こした訴訟では、Ellis Pinskyに対して7,140万ドルを請求しています。Terpinは2年前に自身の仮想通貨2,380万ドル相当を盗んだ犯罪組織のリーダーが、Pinskyであると主張しているのです。一方で、Pinskyの当時の年齢はわずか16歳でした。

Terpinが裁判所に提出した文書には、SIMスワッピングを自慢していたPinskyが友人等に対して「絶対に捕まらない」などと話していたことなどが記録されています。

仮想通貨盗難は増加傾向に

Terpinの件だけでなく、仮想通貨の盗難は増加傾向にあります。CipherTraceがリリースしたデータによれば、2019年には45億ドル相当の仮想通貨がハッキングによって奪われています。

Terpinは昨年5月にもカリフォルニア州で訴訟を起こしており、その訴訟では勝利しています。また、当時Terpinが利用していいたAT&Tに対しても訴訟を起こしており、現時点ではまだ決着がついていないようです。