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三菱の子会社サーマック(Cermaq)がブロックチェーンでサーモンのサプライチェーンを管理

三菱商事の子会社でサーモン養殖会社「Cermaq(サーマック)」は、IBMが提供しているブロックチェーンを活用した食品追跡システム「Food trust(フード・トラスト)」を使用し、サーモン製品のサプライチェーンを管理することを発表しました。今後、フランスの企業「Labeyrie(ラべリ)」と協力しプロジェクトを進めていきます。

ブロックチェーンで鮭のあらゆるデータを管理

ノルウェーに拠点を構えるサーマックは世界でも有数のサーモン養殖会社で、2014年に三菱商事の子会社となっています。11月20日のプレスリリースにてフランスのクライアント企業であるラべリと協力し、ブロックチェーンでサーモンのサプライチェーン管理を行うことを発表しました。

これにより、サーマックが養殖・加工しラべリが販売したサーモン製品のパッケージにあるQRコードをスキャンすれば、消費者は「原産地・養殖場所と方法・海水に移した時の大きさ・淡水施設の場所や時期」など、卵から保存までのあらゆる情報にアクセスできます。

サービスはまずはフランスから開始され、プレスリリースには「このプロジェクトは、購入するサーモンが責任ある持続可能な方法で養殖され、北極圏の冷たい海から来た健康的で栄養価が高い製品であることを保障することができます」と記載されています。

IBMのフード・トラストを採用

今回サーマックが発表したブロックチェーンには、IBMが提供している食品追跡システム、フード・トラストが採用されています。これは、オープンソース型となるブロックチェーン「Hyperledger Fabric」をベースに開発されたもので、世界中の企業が参加できます。

フード・トラストを活用することにより、これまで複雑だった食品のサプライチェーンに効率化をもたらし消費者に安全をもたらすため、既に大手小売業などが採用を始めています。

つい先日にも「Nestlé(ネスレ)」とフランスのスーパー「Carrefou(カルフール)」が、これまで使用していたフード・トラストで追跡する製品の中にベビーミルク製品を追加することを発表したばかりでした。

また、企業が魚製品のサプライチェーンをブロックチェーンで追跡するのは今回が初めてではありません。

Stephan Nilsson(ステファン・二ルソン)は2019年1月、ノルウェーのサーモン養殖業者と提携し「UNISOT(Universal Source of Truth)」と呼ばれるブロックチェーンプラットフォームを設立しています。