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Telegram発行の仮想通貨「GRAM」:7月に国内取引所Liquidで一般販売へ

昨年、プライベートICOで巨額の資金調達に成功し大いに注目を集めていたメッセージアプリ「Telegram(テレグラム)」の仮想通貨「GRAM(グラム)」が遂に7月から国内の取引所Liquidにて一般販売を行う事が決まりました。これまで一般販売は無いと言及していたもののそれを覆した事になります。

GRAMが一般購入可能も日本人は参加不可能

仮想通貨GRAMは大手メッセージアプリのテレグラムによって開発され、独自のブロックチェーン・プラットフォーム「テレグラム・オープン・ネットワーク(TON)」で使用されるトークンです。

昨年、2回行われた関係者のみが参加できるプライベートセールでは17億ドル(約1,840億円)の調達に成功し大型プロジェクトとして注目されていました。

そのGRAMが国内の仮想通貨取引所Liquid内にて7月10日から一般販売を開始します。以前にもアジア市場、特に日本での販売を模索しているとの報道がなされていました。しかし、今回はアメリカ、カナダ、日本ユーザーを含むいくつかの国々のユーザーは購入ができないとされています。

なお、一般販売参加者は米ドル(USD)またはステーブルコインであるUSDコイン(USDC)の支払いによりGRAMの購入が可能となります。

価格や販売数は今だ未公表

また今回の一般販売はテレグラムとLiquidの直接取引により可能となったものではなく、韓国に本社を構えアジアにおけるGRAM最大の保有組織「Gram Asia」がLiquidにトークンを提供する形となっています。

現在の所、価格や販売数などの情報は明らかとなってはいないもののLiquidのCEOである柏森マイク氏によれば、テレグラムの独自ネットワークであるTONは10月にも正式なサービスを開始する予定で、今回のGram Asiaを通しての販売も全体的な戦略の一部であると述べ、次の様に伝えています。

「TONのテストネットとメインネットの立ち上げの前に一般向けの販売が常に計画されていました。彼らは規制された取引所と協力して10月上場の前にどうなるのか様子を見たかった。Gram Asiaによる販売もTONコミュニティの議論に基づいた最善の一歩です」

このような販売方法の裏には先日SEC(米証券取引委員会)から未登録証券を販売したとして起訴された100億円調達のメッセージアプリ「Kik」の様な法的トラブルを避ける意味合いがあると予測されています。

Liquidで販売されるGRAMは10月の正式上場まで交換はできませんが、日本やアメリカを含む計50ヶ国のユーザーが購入できないのは規制を遵守したものと思われます。今後、日本ユーザーも購入できるようになるのか気になる所です。