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テザーがオフショア人民元にペッグするステーブルコインの発行を計画か

テザー社がオフショア(国外)で取引される人民元にペッグする、新たなステーブルコインを発行を計画していることが、中国系メディアChainNewsの報告で明らかになりました。

テザー社、人民元ペッグのステーブルコインを計画

現在テザー社が発行するステーブルコインは、ユーロ、日本円、米ドルとペッグした3種類です。

一方、オフショア口座で管理されている人民元にペッグした、新たなステーブルコインの発行が計画されていることが明らかになりました。

情報元はテザー社と経営母体を同じくする、仮想通貨取引所ビットフィネックスの株主であるZhao Dong氏です。

同氏は、テザー社がベルギーの準備銀行で資金を確保し、人民元のステーブルコインを発行する計画があると述べています。

加えて、同氏は自身の融資会社であるRenrenBitが、「ステーブルコイン投資の先駆者」となるとコメントしています。

「私個人としては、オフショア人民元を基にしたステーブルコインは、オフショア人民元の流通を促進し、グローバルな存在にすることでしょう。」

一方で、テザー社はこの件に関して公式発表を行っておらず、ビットコインやイーサリアムなど、どのブロックチェーンで展開されるのかといった詳細は不明です。

規制の面では課題も

中国政府は中央銀行によるデジタル通貨人民元の発行が、すでに準備できていると先日公表しています。

推測にはなりますが、このデジタル通貨はオンショア(国内)だけでなく、オフショア(国外)でも利用できるようになるでしょう。

そのため、中国国内で承認を得ようとすると、テザー社は大きなハードルに直面する可能性があります。

仮に国内で承認を得られたとしても、現在取引で利用されているのはUSDT(ドルペッグのテザー)であり、人民元ペッグのステーブルコインが普及することは、自身の首を絞めることにも繋がりかねません。

テザー(USDT)とは?初心者にもわかるTether

裁判にも追われるテザーとビットフィネックス

テザーとビットフィネックスの2社は、損失隠蔽問題についてニューヨーク州で裁判を起こされています。

先日、ジョエル・コーエン裁判長がニューヨーク司法長官(NYAG)に捜査の管轄権がないとする主張する2社の訴えを退け、NYAGに調査の継続を認めています。

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