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現実の資産をトークン化することで生まれるメリット

現実にある資産をトークン化する流れは、ここ最近のトレンドの1つです。今回の記事では、具体的な事例や、どのようなメリットがあるのかについて紹介していきます。

トークン化の流れ

現実資産のトークン化の事例として、不動産があります。2018年10月、マンハッタンにある1,700平方フィートの巨大なコンドミニアムが、イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上でトークン化されました。また、フロリダ州のマイアミにある6,600万ドルの建物に関してもトークン化が計画されています。

トークン化できるものは不動産に止まりません。債券、商品、資金、アートなど、さまざまなものをトークン化することができます。

こうしたトークン化が進むことで、専門家は私たちの多くがさまざまな商品に投資できるようになると述べています。まずは、トークン化の基本概念を見ていきましょう。

トークン化の基本

資産のトークン化を行うことで、実際の資産やその一部、さらにはその資産の元となる資産まで辿ることができます。これらのトークンには、その資産の所有者の情報、所有権の履歴などが記録されています。ブロックチェーン上でトークンを保有することで、その資産の権利を主張できるのです。

トランザクションの高速化、コスト削減、流動性の向上

従来の手法で取引を行う場合、そのプロセスには長い時間がかかってしまいます。1つの取引を完了するまでに数日かかる場合もあるでしょう。しかし、トークン化することで他の仮想通貨と同様にコストを削減することができ、さらに手続きを高速で処理することもできます。また、これらのメリットによって流動性の向上が見込めるでしょう。

加えて、トークン化することで顧客層の広がりも期待できます。たとえば、アートなどは手の出しにくい資産の1つです。しかし、トークン化によって流動性が高まることで、これまでにはアプローチできなかった顧客層にも投資のインセンティブが生まれるかもしれません。

結論

これまで見てきたメリットなどを踏まえると、トークン化は多くの資産に新しい夜明けをもたらす可能性があります。流動性を高めることで幅広い層へのアプローチを可能とし、資産の透明性を向上させます。しかし、課題として規制面が整う必要があることも事実です。今後のトークン化の流れに、ぜひ注目してみてください。