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トロンを謳った詐欺グループ3,000億ドルの詐欺被害、警察出動の事態に

トロンTRX)の名前を謳った詐欺グループにより、1人の自殺者を含む3,000億ドルの被害が出ているようです。また、トロン財団のオフィスに抗議者が殺到したことで、警察が出動する事態となっています。

トロン側は詐欺警告の文書を公開

今週月曜日に出されたトロン側の文書では、トロンの名前を謳った “Wave Field Super Community” という詐欺グループが、メッセンジャーアプリケーションであるWeChatを通して投資家から資金集めをしていることに、警告を出しています。

中国のニュースサイトNuclear Financeからの報告は以下の通りです。

「6月30日の午前10時、Wave Field Super Community Appが終了したことで、詐欺が既に行われている疑いがかけられました。ウォレットの資産は2週間前に譲渡されているため、投資家はそれらを引き出すことができません」

「Wave Field」の名前で知られるトロン

詐欺被害が大きくなった原因として、トロンは中国では「Wave Field」という名前で知られていることが挙げられています。“Wave Field Super Community” は今年の1月にローンチされ、関係者は、トロンの主要なメンバーの1人であると述べていたようです。

トロンが公開した文書では、以下のように述べられています。

「詐欺の被害者は、トロンやビットトレント、およびユートレントの名前を謳った詐欺グループから、投資による高い収益率を約束されていました」

Nuclear Financeによると、詐欺グループとの関係性についてトロンのCEOでありジャスティン・サン氏は、明確な言及を避けてきました。被害者側は、トロン側の対応が行われたのは詐欺グループのリーダーが消えてからだと答えおり、その対応の遅さに非難が集まっているようです。

提携先研究機関に抗議者が殺到

トロン側は今回の詐欺事件の被害者に対して、同情のコメントを寄せています。しかし、中国に拠点を置くトロンの主要なパートナーの1つであるRayboテクノロジーのディベロップセンターに多くの人が抗議に殺到し、警察が出動する事態にまで発展してしまいました。

これに対するトロン側のコメントは以下のようになります。

「私たちは詐欺の被害者に対して同情の意を表明してきました。しかし、今回の詐欺行為は、私たちの直接管理下にない団体が行ったものです。無関係な私たちに暴力行為を行う人々を強く非難します。トロンはブロックチェーンを使った技術で巨万の富を築けると謳った詐欺に対する警告を、常に投資家に発信し続けていました」

合わせて、トロンとビットトレントのCEOでもあるジャスティン・サン氏は、被害者への同情と警察の捜査協力を、今後も継続していく方針を示しています。

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