今日の情報が、明日の君をつくる。

仮想通貨トロンの商標申請が却下、ディズニーが「映画と混同する」と異議申し立て

トロン財団のパートナー企業が申請していた3つの商標登録が、ディズニーが異議を申し立てたことによってUSPTO(米国特許商標庁)から却下されました。

トロン財団のパートナー企業、商標登録申請に失敗

USPTOに申請を行っていたのは、トロン財団のパトナー企業であるRaybo Technology社です。

同社は「TRON」「TRONNETWORK」「TRONIX」の3つの商標登録の申請を行っていました。いっぽうで、ディズニー側は自社で制作した映画である「TRON」との混同を引き起こすとして、この申請に対して異議を申し立てていました。

ディズニー映画の「TRON」は、1982年に公開された人気シリーズの1つです。映画公開時には、当時それほど見かけられなかったCGを多用した映像が、大きな話題を集めました。ディズニー側は異議申し立ての中で、すべての文字を大文字にしている点にも悪意があると指摘しています。結果的に、USPTOはディズニー側の主張を全面的に認め、Raybo Technology社の申請を却下しています。

商標登録は諦めた?弁護士が見解示す

商標登録に失敗したトロン財団とパートナー企業ですが、ディズニーに対抗して再び商標登録の申請を行うことはなさそうです。今回の件について、Compoundの顧問弁護士であるJake Chervinsky氏は、メディアDecryptの取材に対して以下のようにコメントしています。

トロン(TRX)が商標登録のプロセスを真剣に考えていないことは明白です。USPTOが命じたにも関わらず、彼らは米国で弁護士を雇用しませんでした。つまり、この商標登録に関して、彼らは完全にその試みを放棄したことになります」