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テキサス州証券委員会が2つの仮想通貨企業に緊急停止命令。詐欺の疑いが強いとして。

米テキサス州の証券規制当局は無許可で高利益を謳い、集客していた仮想通貨投資サービス2社に対し緊急停止命令を発令しました。従わなければ最大10年の懲役に科されるとのことです。

詐欺の疑いが強い会社に停止命令

仮想通貨による投資詐欺が後を絶ちません。9月3日、テキサス州証券委員会(TSSB)は誤解を招くような宣伝で仮想通投資サービス会社を運営していたとして、Forex Birdsとその親会社PEK Universeに対し、緊急停止命令を出しました。

TSSBのトラビス・アイレス氏が提出した命令書によると、両社ともテキサス州では登録されていないにも関わらず運営しています。運営者としてKumar Gondesi氏とEric Balusek氏の名前が公表されています。

Gondesi氏はForex Birdsの創設者で、Balusek氏はそこでトレーダーとして勤務しており「Bitcoin Pope」というニックネームで知られています。TSSBによればForex Birdsはヨーロッパとオーストリアの規制当局からライセンスを受けていると偽り、投資家を騙し勧誘していました。

現在もサイトは稼働中

停止命令にも関わらずForex Birdsのウエブサイトは閉ざされておらずいまだ運営中です。現在、24時間で50%のリターンを提供すると主張しています。

また親会社であるPEK Universeのサイトも最低投資額500ドル(約53000円)で、30日間毎日1.9%の利益と5%のアフィリエイト報酬を投資家に約束していました。TSSBはPEK UniverseもGondesi氏とBalusek氏が運営しており、オーストリア在住であると主張しています。

他にも主な勧誘手段として著名コミュニティサイトCraigslistの広告を通じて、テキサス州の投資家をターゲットにしていたことも分かっています。

もし緊急停止命令に従わない場合、最大で10年の懲役または1万ドル(約106万円)以下の罰金に科されることになります。トラビス・アイレス氏はこのような詐欺防止策の効果的手段として、投資を行う前にデューデリジェンスを徹底するよう呼びかけています。

TSSBは今までにも積極的に仮想通貨詐欺防止に取り組んでいる規制当局で、米国内でも初めて関連企業に対し強制執行措置に踏み切ったことで知られています。

7月には南アフリカを拠点とする詐欺スキーム「Mirror Trading International」を閉鎖し、自称デジタル通貨の第一人者によって運営されていると主張した「double-your-money」に対しても、詐欺であるとして停止命令を出していました。