今日の情報が、明日の君をつくる。

ブレグジットの影響を受け仮想通貨・ブロックチェーンの普及が遅れる英国

ブレグジット(EU離脱)に揺れるイギリスですが、メイ前首相に代わりボリス・ジョンソン氏が新たに新首相の座に就任しています。ジョンソン首相もEU連合との再交渉を進めていますが、英国歳入庁(HMRC)はEU離脱が完了するまでこれまで進めていたブロックチェーン技術の研究を全て停止するとしており、仮想通貨の普及に影響が懸念されています。

ブレグジットで混乱の英国、仮想通貨業界に影響も

イギリスの新首相ボリス・ジョンソン氏はブレグジット(EU離脱)強硬派と知られており、メイ前首相に代わって再びEU連合との交渉を進めています。またジョンソン氏はEUとの合意があってもなくても期限となる10月31日までに必ず離脱すると主張しています。

フィンランドやフランスからは9月中に離脱計画を書面で提出するよう求められたばかりで、EU離脱を決定する最終的な合意に達せるよう務めている最中です。

EUと言えば仮想通貨やブロックチェーン技術を推進しており、イギリスも同様の立場を取っていますが、ブレグジット交渉をめぐる混乱は普及へ向けて大きな影響を与えると予想されています。

英国歳入庁(HMRC)は影響を受け全ての関連研究を停止

混乱するブレグジットの影響を受け、英国歳入庁(HMRC)は今年2月に交渉が終わるまで、仮想通貨に基づく全ての調査・実験を中止すると発表していました。

HMRCは昨年にも税関手続きの情報共有効率化へ向けブロックチェーンの国境間展開に向け6週間の調査と概念実証が行われ、無事成功に終わっています。

しかし、大規模なブロックチェーンの実装には大幅な追加作業が必要となるとされていたものの、現在ブレグジットが最優先事項となったため、交渉が終わるまで作業は中止しなければならない状態となっています。

また、最近では

・ブロックチェーンがどのように移民政策や国境政策に影響を与えるかの調査

・中央銀行であるイングランド銀行主導のステーブルコインの開発

・一般の人々や企業の仮想通貨の採用

等と言ったイギリス国内の他機関による調査や実験にも影響が及び始めています。

このような状態が引き起こされたのは全ての予算や計画がイギリスがEUの一部のままであると仮定して行われていたためで、もしEU離脱が実現すればHMRC等、仮想通貨・ブロックチェーンに関する予算や優先順位が全て変更される可能性もあります。

そのため、ブレグジットの明確な計画が明らかとなり資金調達が継続されなければ、今の研究は完成には至らないとした懸念が取りざたされています。

一方で、一部アナリストは政治の不安定さやボンドの急落が起これば仮想通貨の地位が確固たるものになり、ビットコイン(BTC)の急騰につながる可能性も指摘しています。今後もブレグジットの続報は注目と言えるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です